11月9日 長崎市 22時30分

長崎大学の駐輪場にこっそりバイクを駐めて、お腹がペコペコ

この日、9日は天草の牛深をチェックアウト

と、同時にパニアケースの鍵が折れ、

ひたすら走って苓北発電所に感情を揺らされ、

イルカセンターのレストランは閉店。

運良くスムーズにフェリーに乗れて、

暗くなってからコンビニでカウルをばらして冷却水にミネラルウォーターを補充。

宿についたら鍵トラブル、

その後ハラハラしながら大学へ侵入。

疲労と空腹で歩き、コンビニを見つけ、

「どちらへ歩いて行けば街は賑やかになりますか?繁華街とか、駅とか」

店員さんに聞いて、とりあえず歩き出す。

居酒屋、焼き肉屋、焼き鳥屋

営業中の看板を見て、扉を開けて、のれんをくぐり、

「すみません、閉店です」

「ラストオーダーは終わりました」

この断られかたが一番凹むわ。。。。

6件目か7件目の「うどん屋」で、同じように断られ。。。

「空腹で、何でもいいんです。営業している飲食店ありませんか?」

教えてもらった方向へしばらく歩き、

地味なのに煌々とする明かりに思えたの

長崎、新大工町

ラーメン「天下一」

※ツイッターのフォロワーさんが、前日食べに来ているコメントをくれて、ニアミスにビックリ!





店に入ると、カウンターのみ。

昭和から変わっていないんじゃないかと思えるほど、古びた紙に手書きのメニュー。

店主の印象は、

「西新宿の親父」そのもの



カウンターに座り、

「お店で一押しのラーメン、お願いします」

「一押し?そんなもん、ねぇよ!」

謙遜しているのか、全てに自信があるのか判断できない「ご自由にどうぞ」という雰囲気、

隣で飲んでいる同世代夫婦の奥さんの方が、合いの手を入れてきたの。

酔っ払ってるみたいだし。

「何を注文すればよいですか?美味しいのを食べたいです」

「醤油ラーメンにしなよ~!」

即答。。。

注文してから、一言二言、言葉を交わしていく。

オートバイの旅行者だと告げると

「どこから来たの?」

「千葉県」と答えると矢継ぎ早に。。。

「千葉県のどこ?」

「千葉県千葉市のどこ?」

「中央区?うっそー~~!」

奥さんの方、私が住んでいる千葉市中央区の出身で、

エネオス作業服のご主人は、今日私が乗った天草と長崎を結ぶフェリーに重油を給油している、タンクローリーの運転手。

一気に話しが盛り上がり、追加でビールとおでんを注文したわ~!





最後の最後にほっこりよ~!

旅の醍醐味って、現地の人とお喋りすることね!

これよ!これ!


次へ、つづく


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