最近、JRや東京メトロの鉄道での移動が何度かあって、女性専用車両を見るたびに「なんだかな~」と。

性の歪みから、仕方がないのかもしれないけど、やっぱり違和感。


「違和感あることでも、調べれば、経緯がわかって目くじら立てなくてもすむ」

2018年に騒動があったけど、知っていれば、気持ちもおおらかになって、どうでも良いわと、スルーになります。



なんで性別によって分けるの?トイレが男女別なのは、身体構造が違うから理解できるんだけど。

法律的にも、矛盾ちゃん。

日本国憲法
第十四条
「すべての国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会関係において、差別されない。」

一方で、

鉄道営業法
第三十四条
「制止ヲ肯セスシテ左ノ所為ヲ為シタル者は十円以下ノ科料二処ス」
(一は省略)
二「婦人ノ為二設ケタル待合室及車室等二男子妄二立入リタルトキ」

権限ある鉄道係員から制止を受けたにも関わらず、婦人の為に設けた車室に男性が立ち入った時は、10円以下(判決時は現在の価値に換算)の罰金になるのね。

会社の同僚(男性)が通勤時間帯にギリギリセーフで飛び乗った車両が「女性専用車両」で、気まずかった話を聞いたのだけど、駅員に止められなかったからセーフってことね。

現在の「女性専用車両」は2000年12月に京王電鉄京王線の新宿駅発車の列車に導入され、2001年3月に本格導入が始まったのね。

それには、きっかけがあって、
1988年11月4日に起きた
「地下鉄御堂筋事件」


 ゆっくり解説(動画11分)
事件から判決、女性専用車両までの流れ。
注意・事件の内容はエグいです。


大阪市営地下鉄・御堂筋線で、繰り替えしの痴漢行為のあと、犯人が女性をつけ回して暴行を行うという、ショッキングで酷い事件。

この事件のインパクトが大きくて、女性を守れムーブメントが起きて、痴漢撲滅キャンペーンがエスカレートして今の流れに繋がったの。

それだけ、痴漢や迷惑行為で不快な思いをさせられた女性が多いってことが理解できれば、男性側も女性優遇に目くじらを立てなくてすむわよ。

男性は男性で、痴漢えん罪の恐怖や、示談金詐欺を仕掛けてくる女性が僅かながらにいるので、満員電車では、つり革に両手で掴まったり、鞄を両手で持っての万歳ポーズなど、潔白アリバイアピールで防衛してますね。

原因というか問題は、都市部一局集中とストレス社会だと思うんですよね。



話は変わるんんだけど。

百貨店やデパートで昭和中期に建設されたビル。そろそろ立て替えかな~?って古いビル。

トイレの配置が、2F女性、3F男性、4F女性。。。

同じフロアに男女併設されていなくて、少し不便なの気づくかしら?

これって、女性がトイレに入るところを男性が目撃してしまった場合、用をたす映像を無意識に想像してしまうのを避けるため。女性に対する配慮なんですって。

会社が男性社会なのも「好きな女に残業や負荷の高い労働をさせるわけにはいかない」

「身体的な負担は男が引き受ける」という会社設立時の設計思想があったから。

だから時代が変わっても、女性が働きにくいシステムがなかなか直ぐに改善されない、というのも聞いたことがあります。

夫の収入は一旦、一家の母、妻に献上してから、お小遣いをちょうだいする。

日本は、昔から「女性上位」とよく聞きくんだけど、神秘とか源とか、とても大切に扱われていたんですね。

私の好きな、科学者の武田邦彦先生が度々話されている、日本人にマッチした風習からの考察なんですけどね。

今回は「女性専用車両」って、おかしいわよね~?という疑問で、調べてみたら、やむを得ない経緯あったってこと。

感覚が異常な男性と、不快感、精神的トラウマになってしまう女性が、実際にいるって事を認識してれば、トラブルを回避できる事もあります。

納得いかない事でも、自分で調べてみると、面白い発見があったり、納得して気持ちストレスが和らいだりしますよ~!というお話でした。