第11回「Go To イート 犬鳴温泉」 | HONDAのブログ

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 GOToイート券を利用して 近場の犬鳴温泉

で「食事+温泉」を楽しみました。

和歌山に行くとき通りますが、「しょぼい温泉」だと思っていま

したが 結構なよいところで料理もおいしかったです。

旅館の 風呂 設備はしょぼかったですが 湯は温泉質で

GOODでした。ひと風呂あびたあと 森林の中を 犬鳴山修行

の滝にハイキング。

帰りに 日根野の「コスモス畑」 満開でした。

(犬鳴のいわれ)

宇多天皇(889〜898)の寛平二年(890年)三月、紀伊の猟師が

犬を連れて、当山の行場「蛇腹」付近で一匹の鹿を追っていま

した。猟師の傍の大樹には大蛇がいて、猟師を狙っていまし

たが、猟師はそれに気づかず弓をつがえ、鹿に狙いを定めて

射ようとしたそのとき、猟師の愛犬が急にけたたましく吠えだし

ました。

すると、犬の鳴声におどろいた鹿は逃げてしまい、獲物を失った

猟師は怒って、腰の山刀で吠え続ける愛犬の首に切りつけました

犬は切られながらも大蛇めがけて 飛び上がり、大蛇の頭に噛み

ついて、猟師を助けて大蛇と共に倒れました。ようやく事の重大

さを知った猟師は、 自分の命を救って死んだ愛犬の骸をねんご

ろに葬り、弓を折って卒塔婆とし、その後七宝瀧寺に入って僧と

なり永く愛犬の菩提を弔いつつ、安らかに余生をすごしたと語り

伝えられています。後にこの話を聞いた宇多天皇は「報恩の

義犬よ」と賞し、「一乗鈴杵ヶ岳(一乗山、鈴杵ヶ岳とも)」を改め

「犬鳴山」と勅号を与えたと伝えられています。

(修業場としての開山)

犬鳴山は、斉明天皇の7年(西暦661年)、修験道の開祖である

役行者が28歳の時に開基されました。 大和の大峰山より6年

早く開山されたので、元山上と呼ばれます。役行者の開山時に

倶利伽羅大龍不動明王が出現し、これを本尊としたと伝えられ

ています。また、弘法大師もご修行になり、山内の七瀑に

七福神をお祀りされたといわれています。それ以来、七宝瀧寺

では国家安穏・五穀豊穣・諸人快楽の密法が修されています。

霊山の中でも国内最古とされ、独自の進化をとげた犬鳴山。

近年の研究では、修験道史の学術的な研究も進み、修験道

発祥霊山としての裏付けもされつつあります。真言宗犬鳴派 

大本山たる七宝瀧寺は、葛城和泉屈指の神仏集合霊場とし

て現在に至っています。