18’MLB ワールドシリーズの展望 | HONDAのブログ

HONDAのブログ

ブログの説明を入力します。

MLB ワールドシリーズは 気温10℃以下の極寒の 

ボストンで レッドソックスが 2連勝し 舞台を温暖な

気候の ロサンゼルスに移して 第3戦に突入する。

ボストンーーLA は距離にして 4000KM 飛行機で

 5H 時差3時間 日本におきかえれば 第1・2戦を

 札幌で行い 3・4・5戦を タイのバンコクで行うような

もの。 日本のプロ野球では考えられない 基本的体力

のタフさが要求される。


LAの投手は ボストンでの登板経験がなく さらに 気温10℃

以下の気象状況に制球を乱した。特に2戦ともに 2番手で

登板した マドソンはいつもの投球ができず 四球を出した

あと ストライクを取りにいって痛打された。
LAに舞台が移る 第3戦以降だが 単打と四死球と盗塁を組

み合わせたスモール・ベースボールを展開できれば、ドジャー

スにも十分に勝機は生まれる。とくに第3戦から第5戦までは

(5戦まではもつれ込むはずだ)ドジャー・スタジアムでの試合開

始時刻が午後5時過ぎだ。デーゲームほど影は濃くないが、

この球場のこの時間帯は、レッドソックスの... アメリカ版

「いてまえ打線」の長打を狙いやすい環境とはいいがたい。


 しかもこの3試合は、ナ・リーグ・ルールで行われるからDHを使う

ことができない。おそらくレッドソックスは、(普段はDHの)主砲J・D・

マルティネスをライトの守備位置に就かせ、右翼手のムーキー・

ベッツに二塁を守らせるのではないか(もともとベッツは内野手だ

った)。マルティネスをベンチに下げれば、自慢の攻撃力が大きく

低下するからだ。
 ここがドジャースの付け目になるような気がする。球場要因を

味方につけ、スモール・ベースボールでこつこつと点を稼ぎ、

中継ぎの奮戦でレッドソックスの破壊力を半分程度に抑え込む

こと。それができれば、そしてエラーを最小限に抑えれば、

ドジャースにも十分にチャンスが出てくる。
 レッドソックスが制覇するなら、勝負は5戦か6戦であっさり

決まるだろう。だが、もし7戦までもつれこむようだと、ドジャース

の寝技が効く可能性も生まれる。
とにかく せっかく実現した ボストン VS LA の 

名門チームの対決 4連勝(4連敗)なんてことにはなってほしくない。