今 時代劇専門CH(CS)で S40年の TVドラマ「新選組血風録」
を 毎晩 22:00-1H 観ています。
東映が 映画にしたときあまりに ストーリーを逸脱するので 原作
者の 司馬遼太郎が 東映が作るTVドラマに懐疑的であったという
しかし この時代 まだまだ TVは映画の下におかれていた時代で
あったため 主演の土方役に無名の栗塚旭
沖田総司も無名の島田順司
斉藤一にこれまた無名の左右田一平
を 起用し脚本には 特攻隊くずれの
結束信二を起用し 従来の東映の時代劇とは違う
新しい 新撰組群像ドラマになっている。
原作は 文久3年(1863)~明治2年(1869)の7年間
を 1話完結形式で 26話となっている。
文久3年 芹沢鴨 暗殺
元治元年 池田屋切り込み
元治2年 山南敬介の脱走
慶応2年 薩長同盟
慶応3年 油小路の変
明治元年 鳥羽伏見の戦い
明治2年 函館戦争
を 土方歳三の 目から見た語りとともに その
時々の人物にスポットをあて 当時としては
斬新な現代劇風 時代劇であったと推察される。
ドラマの 第1話の前に 現在の栗塚旭(80歳)
が登場し 当時のエピソード等を語るのも
興味深い。