森くんの日記

森くんの日記

モヨコのもこもこな日常 走れ人生

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ラストシングル。配信限定。

いつか録ろういつか録ろうと思っていた「これからのてんかい」をレコーディングした。


メンバーで話し合い、活動休止が決まった。というか僕が決めたのか。理由は色々あるけれど、今の本棚のモヨコが僕は好きだ。とても良い感じだと思っている。


夏、話し合いの最中。決まっている1番先のライブは今年10周年を迎える「下北沢にて'19」だった。出演するのは3年ぶり。

最後に一発何か大きなイベントをやるとか、音源を作るとか。メンバーに提案もしてみたがあまり良い返事は返って来ず、僕もそこを無理やりやるのはどうかと思い、決まってるものだけをやり切ろうということになった。

それも良いかなと思った。


活動休止の話を、発表前に何人かにした。別の弾き語りイベントの話をしていた安田くんに活動休止の話をしたところ、最後に何かやるべきだと言われた。応援してくれたみんなのためにも。

そっかー、と。頭がキュイーーンと回り、次の瞬間には安田くんをエンジニアに「これからのてんかい」を録って、爆弾ジョニーと2マンをする様子が見えた。すぐメンバーに告げ爆弾も快諾してくれて、この流れは結局僕の意思で決まったわけだった。


だけどこの提案に、メンバーも喜んでいる気がした。

が決める。僕が首謀者兼リーダーだから。

みんなそれを待ってたのかも知れない。


レコーディングスタジオを借り、1日かけてバンド演奏を録った。前のデモに入っていた後半のピアノソロ、安田くんに弾いてもらおうかな(頼りすぎ!)と思ったところ、このソロはゆちよちゃんじゃないと雰囲気が出ないよとのことだった。妙な素人っぽさが輝くソロ。


じゃあゆちよに弾いてもらう?と。


LINEしてみたらやりたい!とのことで、北海道からピアノ音源が送られてきた。

アキトくんがじゃあコーラスは宗詩郎さんに頼みましょう!と言い出し、宗詩郎にもLINEする。やりたい!とのことでコーラス音源が送られてきた。


そんな感じで、今回の音源は完成した。

気持ち悪いくらい、特別な音源。





本棚のモヨコ 配信Single

『これからのてんかい』


本棚のモヨコ

今野裕太郎(Gt. Cho.)

長島アキト(Ba.)

星野未緒(Dr.)

森脩平(Vo. Gt.)


Guest

西原宗詩郎(Cho.)

ゆちよ(Piano)

ロマンチック安田(Key.)


Recording & Mixing

ロマンチック安田


2019.12.13 / HDN-016

hondana necords


iTunes

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ボーカルを録るとき、渋谷のスタジオで僕の調子が悪く、なかなか進まなかった。

録ってくれる安田くんと、そのあとコーラスを重ねる予定の今野が来ていて(みおちゃんは遅刻、アキトくんは別の用事だった)、一回外の空気でも吸ってみれば変わるかも知れないと3人でコンビニに行った。戻ってきて再開するも、やっぱり変わらず調子は悪かった。


ボーカルはこういうことがある。無い人もいるかも知れないが、気持ちが乗らないと、身体が乗らないと、いい歌は録れない。

その不安がまた調子を悪くする。数時間、何度か歌い、まぁそれなりには録れたんだけど。また違う日に録り直すということも考え始めた。


みおちゃんが遅れてやってきて、僕の様子を見て「森くん外に行った?」と聞かれる。


「さっき3人でコンビニに行った。」

「上は行った?」

「上?」

「このビルの上の喫煙所。」

「知らない。」


僕はスタジオが入ってるビルの屋上の喫煙所に連れてかれた。渋谷にぽっかり空いた穴。たくさんの会社員がそこで休んでいる。3人が煙草を吸う中、僕は渋谷の空を眺めていた。

渋谷の空って見たことなかったような気がする。


スタジオに戻った僕は調子が良くなり、声も出てきて、ボーカル録りは一瞬で終わった。みんな最高なのが録れたと言ってくれた。

(そのあと残った時間(15分くらい)で今野がコーラス録りを終わらせた。)


1人じゃ何も出来ない。

ギターの音作りなんかも今野とアキトくんに任せてるし、機材のこともよくわからない。

僕が歌うボーカルでさえ、メンバーによって作られている。

僕は作詞作曲をしているけど、ただそれだけで。それぞれ楽器やコーラスを担当してやってるけど、実際は担当なんてなくて全て繋がっていて、この曲は出来ている。


これがバンドだ。

重なる音はそうやって出来ている。

生活や、責任を共にして、この厚みは出来ている。

技術も知識ももちろん大事だけど、僕はそういう言葉にできない奇跡を求めてきた。



一人ぼっちを気取り

眺めてた天体も

一人ぼっちを気取り

諦めた展開も

まだまだ見えるなら

ここから見えるなら

僕でも見えるなら

広がる青 口ずさむ青

重なる青に乗せる

これからのてんかい



という歌詞を、今回の音源を聴き返してみたら僕は「まだまだ見えるから ここから見えるから 僕でも見えるから」と歌っていた。

「なら」という希望が、何かわかったかのように「から」になっていた。

何も考えてないけど、何か変わったのだろうし、また時間が経って何かわかるのかも知れない。


そんな、これからのてんかい。

12/19は普通のライブをしよう。

タイトルは「NEXT DOORS」。


どうかどうか見届けてください。






P.S.会場に来れない人はこの時間空けといてくれたら嬉しいです。




思い出シリーズ、完!