カルシウムと言えば牛乳と言うイメージを持たれている人も多いと思う。小学生、中学生のころに給食で毎日出され、牛乳を飲んで骨を強くしよう!と教育されてきた。

カルシウムはミネラルでありカロリーは0。つまり、カルシウム=牛乳であれば、カロリー0と言うことなるのだろうか?

給食で出される牛乳は200mlであり、栄養素は下記の通りとなる。

 

 

上記の表を見ていただければ分かる通り牛乳は脂肪が多い。また牛乳に含まれる炭水化物は乳糖と言う糖質である。そのため、飲み物だと思って飲みすぎると肥満の要因となる。魚肉ソーセージを食べた方が低カロリーで高カルシウムなのだ。

 

さらに、牛乳のタンパク質の成分はカゼインと言う種類のタンパク質である。人間のタンパク質はホエイと言う種類のタンパク質である。このカゼインや乳糖は人間の消化酵素ではうまく消化できない。胃腸の調子を崩す人がいるのはこのためである。

 

ヨーグルトは乳酸菌により発酵した牛乳である。発酵する際に乳糖は分解され、カゼインが固まる。半透明の液体はホエイである。

発酵することで乳糖が分解されるため牛乳より消化しやすくカロリーも減るのだ。

ヨーグルトは牛乳より消化しやすく低カロリーで乳酸菌も取れるため、胃腸の調子を崩しやすい人は、牛乳よりヨーグルトをお勧めする。

 

ちなみに私は学生の頃、牛乳をお代わりしていた人です。

 

参考書籍:身近にあふれる栄養素が3時間でわかる本

     パンと牛乳は今すぐやめなさい!