◆石原千秋『学生と読む『三四郎』』新潮社、2006年3月

授業の仕方の参考にするために読んでみた。この本に書かれてあ る石原千秋の講義は、とても厳しいけど、学生はきちんと付いていけば、それに見合った成果が出そう。やる気のある学生にとっては、こういう講義はおもしろ いだろうなと思う。授業にはポリシーというか一種の哲学が必要なのだということを知る。日本の大学がどのような状況にあるのか知ることもできる。

はたして、私自身はどうなのか。学生をどのような方向へ導いたらよいのか悩む。授業を受け持つ以上、学生が成長する姿を見たいとは思う。

石原 千秋
学生と読む『三四郎』