◆木村英樹『中国語はじめの一歩』ちくま新書、1996年4月

必要に迫られて、最近、中国語の勉強を始める。独学なので、発音がうまく出来ているのかどうか判断できないのがつらい。発音は仕方ないので、文法だけでもきちんと身につけたいものだ。

本書は新書だが、けっこう詳しい解説があって面白い。ちょっと事項が多くて、一気に読むのが大変なのだが。それでも、中国語の原理というか、単に文法や用語の説明だけではなく、その背後にある考え方も説明しているのがよいと思う。

木村 英樹
中国語はじめの一歩