◆津島佑子『女という経験』平凡社、2006年1月

「女」とはなにか(p.7)――という問いのもと、古今東西の宗教や神話、物語をとりあげ、そのなかに描かれる「女」のイメージを読み解く。かなりの数の神話を小説家らしく自由奔放に読んでいるのが特徴的。

津島 佑子
女という経験