巨大なアリ塚。


こーゆーのを見ているとワクワクしてくる。


冒険している気持ちになれる。


水曜スペシャルの川口浩を見て育った世代にはたまらない光景だ。


自分が川口浩隊長になった気分で「ゆけ~ゆけ~かわぐちひろしっ♪」と口ずさんでしまう。

バイパスロードとテレグラフロードの分岐点が現れる。
これらの道は、共にトップで合流する。
ほとんどの4WD車は、バイパスロードへ向かう。
なぜなら、テレグラフロードは、いくつもの川を越えなくてはならない。
その川には橋が架かっていないのだ。
バイパスロードでは川を避けて走ることが出来、道も広く、そんなに悪路ではない。


右側の道バイパスロード。幅も広く路面もフラット。

左の道テレグラフロードは道幅も狭く凹凸路

漢は黙ってこっちを走れ!!

 

川口浩な俺は、当然バイパスロードへ迂回せずテレグラフロードを北上する。
テレグラフロードを1時間走ると、本当に大丈夫か?と不安をよぎるような道になっていた。
朽木が行く手を阻んでいたり、地割れだらけの道だった。


しかし、俺は川口浩。
ピラニアに指を噛まれても、涙一つ見せない強靭な精神力を持ち合わせる漢だ!

蟻塚の脇では蛇がアリに喰われていた。

生きた蛇をアリが襲ったのか、死んだ蛇をアリが食べに来たのか知らない。

ここ川口浩ワールドでは、焼肉定食ならぬ、弱肉強食の世界だ!


この日はDulhuntyRiverの脇でキャンプ。
テント場ではあるがシャワーなんか有るわけでもなく川に飛び込んで体と服を同時に洗う。
一応ワニがいないか注意するが、飛び込んでしまう。
仮にワニがいても大丈夫!
なぜなら俺は川口浩。
何度もしつこいが、川口浩は噛まれても涙一つ見せないのである。