拝島散歩 ③ 龍津寺 | 今更ながらの・・・人在日本身不由己

拝島散歩 ③ 龍津寺

啓明学園を後にして、奥多摩街道を東に向かうと街道に面して龍津寺の入り口があり、南に向かう参道が見える。
「昭島市史」によれば、龍津寺(拝島町)は玉応山と号す曹洞宗の寺院で、天文年間(一五三二~一五五五)に開創されたとある。

 

 

 

 

山門近くには六地蔵がある。


山門を潜ると、西側に本殿が見える。

 

 

 

 

メタセコイヤの化石が本堂下に置いてあったが説明文などが無かった。本寺との関係は不明。


境内南側には高木があり、その下には名水が流れている。

 

 

 

 

龍津寺本堂天井板絵五十五面及び杉戸絵十六面(市指定有形文化財)の説明版が本堂前にあった。

天正一九(一五九一)年に徳川家康から寺領三石の朱印を賜ったとのこと。本尊は釈迦牟尼仏、脇立は文殊菩薩、普賢菩薩である。(「昭島市史」による)

 

なお、明治7年(1874年)に拝島村で最初の学校「知遠学舎(ちおんがくしゃ)」が龍津寺内につくられ、その後、知遠学舎は名前や場所を変えて、現在の拝島第1小学校となっているとのこと。