小室哲哉の借金はKEIKOのため? | 芸能ニュース~気になる芸能ネタをピックアップ~

小室哲哉の借金はKEIKOのため?

あの音楽プロデューサー小室哲哉氏の初公判が大阪地裁(杉田宗久裁判長)で平成21年1月21日に行われました。そこでは、結構ドラマティックというか、衝撃的な事実が小室氏自身から告白されたようです。

つまり多額の借金は、KEIKO(36)の歓心を買うためで、さらに“借金地獄”に落ちていった



破たんする直前までKEIKOを思い切り楽しませてやりたい、思い切りぜいたくさせてやりたいと思った」



新婚の1年だけで数億浪費しており、小室被告は「(KEIKOと)結婚した1年目が、人生で一番ぜいたくをしたと思う」と証言しているそうです。

小室被告が設立した「トライバルキックス」の社長である平根昭彦氏の「100万~200万といった高額の“お小遣い”をKEIKOに渡していた」という証言も出ています。



これらを総合的に見たとき、次のような予測がつきますね。



つまり弁護側は5億円詐欺の根本である著作権の二重譲渡の事実は争うつもりがない、という事でしょう。

そこで、情状酌量の事実として、KEIKO可愛さに浪費の勢いが止まらず、小室氏としては、十分その借金の累積の危険性を認識しながらも、どうしようもなかったという立証をしたいのだと思います。



法廷戦術というのは、本当の事実関係にどのような色を加え、脚色し、構築していくかというものだからです。


 


実体としては、浪費は小室哲哉氏の本能で行われていたものであり、何百万円もするキーボードを破壊したりするステージでのパフォーマンスからしても、それが小室氏の創作意欲や新しい演出の工夫の創出に不可欠だったのでしょう。

そして、著作権の二重譲渡も、子供のように、そうすれば、また麻薬のように浪費が楽しめると思った短絡的な犯行にすぎません。



ただ弁護士から見ると、一番浪費の激しかったのが新婚1年目であるという事実関係(これは客観的に証明可能)からして、KEIKO可愛さに仕方がなく、という事実関係の再構築が一番妥当だと判断したのでしょう。



またこのような法廷戦術を取れるのは、KEIKO氏がちゃんと口裏を合わせてくれるという担保があるからで、2人の間にはまだちゃんと愛情があるんだな、という事も予想がつきます。



KEIKO氏は心が広いですね。

とは言っても、この程度で情状がかなり酌量されるのかは、よく分かりません。



やはり社会的な制裁は、受けなければならないように思います。