この季節、別れのとき、旅立ちのとき…
わが家の三男も卒業を迎えました。
突然、金髪にして私を驚かせたあの頃。
学校に行きたくないから、わざと髪を染め反抗しましたね。
でも、一緒にいる時はいろんな話をしました。少しでもあなたの気持ちが知りたくて。
一日一日がどんなに長く感じたことでしょう。
「親」とは、木の影に立って、黙って子どもを見守る…と聴いたことがあります。
言葉で云えば簡単です。ただじっと、その時が来るまで待つのです。とても苦しい時間でしたが、実際にはそれ以上に子どもは苦しかったと思います。
1ヶ月くらい経ち、やっと「学校に行く」といったときは涙が出る程嬉しかったです。早速、主人と2人で息子の髪を黒く染めたのは、今では懐かしい思い出です。
あの時、「学校を辞めたい」と云った息子は本日卒業式に、SSH地球科学探究グループで、日本大学優秀賞(団体部門)と佐野日本大学高等学校奨励賞を受賞しました。
これも担任の先生を始めたくさんの先生の熱心なご指導のお陰と心から感謝申し上げます。
そして息子は卒業式を終え、1人で佐野から幸手まで通学用の自転車で帰ってきました。約4時間かかったそうですが。(私の車で1時間10分くらいでしょうか)
子どもが育つのは嬉しいけれど、ちょっぴり寂しいものですね。
親って勝手です…
たくさんの親修行をさせてくれた子どもたち、ありがとう!
そして、子どもたちの明るい未来へ乾杯!