クラッチ交換 ~鈴鹿NGK杯に向けて~ | 北折 淳の鈴鹿8耐挑戦記!「マコブロ」

クラッチ交換 ~鈴鹿NGK杯に向けて~

昨日は丸一日、整備Dayでしたデレデレ

メインメニューはクラッチの点検&交換上差し

旧型から採用されている、このアシストスリッパークラッチは、メンテナンス性も非常に高いっすキラキラ

更に新型CBR1000RR-Rになって嬉しいことに
クラッチ部分だけパカッと開けられて、しかもメタルガスケットになったので、開け閉め楽々ちゅー

液体ガスケットみたいにもやもや、手も汚れないし左差し


HRCマニュアルによれば、クラッチはレース毎に交換ですが、今回は九州選手権を2レース使用しています。

ディスク&プレートの焼けや摩耗、歪み具合をチェック。大きな異常はありませんが、一番負荷のかかるレーシングスタートを2回行っています。細かくは4回パー
ウォームアップランで、グリッド整列後にグリーンフラッグによるスタート合図がありますが、その際に必ずシグナルスタートと同じ操作を試しますからね。


気づかないウチに、徐々に操作感も変化しているものなんで、シーズン最終戦に向けては!
万全の体制で臨みます。
だから思いきって交換です上差し

その他、特にこの切り欠き部の段付き摩耗は要チェック。
このレベルであれば交換は不要ですが、酷くガタガタになると、クラッチの機能は一気に低下し、明らかに操作フィーリングにも悪影響が出てきます。

昔、半クラッチを多用していたGP125クラスではあっという間にガッタガタになっていた事が懐かしい滝汗

よく、予選や決勝前にクラッチを交換する人が居ますが、僕はしませんね。
全日本の様に、決勝前に朝フリーがあればまだ良いですが、新品を入れると言うことは、少なからず慣らしが要ると言うこと上差し

ブレーキパッドもそうですが、当たり付けしないと本来の性能は出ませんし、エンジンも車体も同じ。

慣らし、当たりと言うのは、結局は摩耗をさせる作業ですから、美味しい時期を過ぎれば、それは交換時となるんですアセアセ

レーサーは酷使されるから…と言うよりは、この美味しい時期、性能を維持する為に、部品の走行距離管理が厳しいのだと僕は考えています真顔

ぶっちゃけ壊れるか壊れないか、と言えばまず壊れませんからねニヤニヤ

後は
持っていくタイヤを準備。

スケジュールから走行時間を参照して、どのセッションでどんなメニューを消化するのか…

頭で組み立てながら、タイヤも勘定しますもやもやもやもや
アレもしたいコレもしたいとなるんですが、時間は限られているし、スタッフにも限界はありますからね。

無理のなく全力で戦うためにも、事前の整備や計画はとっても大事なんです!!



ライバルは身近に居ますからね~ニヤニヤ
おっと…


自主規制
ギョーカイでは有名人ですが、幾多の怪我を乗り越えてサイボーグと化してもまだまだ伸びているモリケンさんですニヒヒ

スタートでは負けませんけどね~炎



乞うご期待バイバイ