「寝起きなのに肩こり」「むしろ疲れが増している」このようなお悩みを抱えてはいませんか?今回は、肩こりを解消するための正しい方法と枕を選ぶ秘訣をご紹介します。
枕の高さのポイントは眉間とあごの角度が5度
高すぎ低すぎというのは、この5度の角度を基準にしています。
気道が開いて、呼吸が楽ですし、いびきも少なくなり、首もとのしわも出来にくくなります。高すぎるといびき・しわの原因になります。
首の長さと枕は合っているか、隙間は埋まっているか
首の付け根や後頭部に圧迫感があるものは、高さか幅があっていないからです。
高くないのに額が上がって自分の足が見える場合、首の長さに対して幅が広すぎます。額の角度は後頭部の高さと首の幅で決まります。
角度、幅はばっちり、だけど首がすかすか。そんな枕は首が休まらないので、疲れたり痛んだりします。首を持って支えてくれるよう、首の隙間が埋まる枕を選んでください。
確かめ方は、枕と首の間に手が入るかどうかです。圧迫されず程よく密着しているのがベストです。
低反発まくら
一昔前に流行りましたが、合う人と合わない人がいます。
沈むばかりで支える力が弱いので疲れるという人が多いです。また、蒸れたり、寝返りが打ちづらい、冬は硬いなどの声も多いそうです。また、高反発もそうですが、ウレタンは値段によって質が全然違うので、あまりに安い低反発ですと、かえって首を痛めるという方もいます。
横向きの高さは仰向けの時とは違う
人間は一日に20~30回寝返りを打つと言われているので、横向きだって当然高さを確かめないといけません。
ちなみに、寝返り回数が減ると、血行が悪くなって肩こりや腰痛になりやすいです。(ストレス、合わない寝具、誰かと一緒に寝ているなどで寝返り回数は減ります)
合っているか確認するには、「肩がつぶれない」「ほっぺが当たる感じがしない」これですぐにわかります。
低すぎると肩はつぶれ、高すぎると、ほっぺたが圧迫されて寝づらく感じます。首や肩に痛みを感じるというのは論外です。
寝返りの重要性
肩こりを解消するためには、寝返りがうちやすい形状がポイントです。最近では大学の教授や学者の間で寝返りの重要性に注目が集まっています。
足利工業大学睡眠科学センター教授の小林敏孝先生は以下のように述べています。寝返りは、昼間虐げられた身体の骨組みやそれらを取り巻く筋肉をゆるめ、元の正しい姿に戻そうとする働きである。
枕の選び方
・寝返りがしやすい寝具を選ぶ秘訣は、沈み込むほど柔らかいものでなく身体全体を支えられる程度に硬さのあるものです。
・寝返りを受け止める大きさ、頭がはみ出ない大きさが必要です。大体横幅60cm~75cmがよいでしょう。
・仰向けで寝た時だけではなく、横向きやうつ伏せでの状態でも頭や首を守ってくれる形状を選んでください。
・高さ調整ができる。人それぞれ適している高さが違うので調節ができることは非常に大切です。調整に適している中材を選びましょう。
・通気性、吸湿性があるか。頭部のムレを防ぐ為にも、生地、中素材ともに通気性の良いものを選びましょう。
・洗えるか。汗が枕本体へと染み込んでいます。衛生面では本体をそのまま洗うことのできるものがよいでしょう。
羽毛(柔らかめ):吸湿性があり、発散にも優れているためムレにくい。適度な弾力性があり、軽くて柔らかい。 水洗いできない。
ポリエステル(柔らかめ):水洗いできて衛生的。適度な弾力性があり、軽くて柔らかいが、 使っているうちに弾力性がなくなってくる。
低反発ウレタン(柔らかめ):クッション性に優れ、フィット感がある。15℃以下で硬くなる。通気性が悪く夏はムレる。水洗いできない。
キャメル(柔らかめ):吸湿性がある。発散に優れムレにくい。保温効果が高い。
綿(柔らかめ):吸湿性がある。適度な弾力性もある。通気性が悪く夏はムレやすい。徐々に弾力性がなくなってくる。
パイプ(硬め):通気性が良く、耐久性にも優れる。水洗いができ衛生的。寝返でガサガサと音が出る。
そば殻(硬め):吸湿性がある。通気性も良くムレにくい。湿度が高いと虫がわいたりカビが生えやすい。
ヒノキ(硬め):吸湿性がある。抗菌作用があり衛生的。香りでリラックスできる。寝心地が多少悪く、値段が高め。水洗いできない。
頭痛
原因として多いのが硬すぎる枕と低すぎる枕です。
枕が頸部を圧迫して交感神経を緊張させ、血流を悪くするからです。硬いと頭が安定せず、首に負担がかかるため眠りが浅くなります。また、枕が低いと心臓の高さより脳の高さが低くなり、頭に血が登ってしまうため眠りが浅くなります。
腰痛
人間の背骨は首から腰までなめらかなカーブを描いて繋がっています。背骨の一箇所にひずみがあれば、全体に影響して不調が出てきます。
枕の高さが合っていないと、首に負担がかかるため首の骨から背骨、腰へと負担をかけてしまいます
使用中の枕が合わない時の応急処置
枕が高すぎる場合:枕の詰め物を取り出して、高さを調整しましょう。
長く使っていくうちに詰め物がへたります。出した詰め物は保存し、再利用ができるようにしましょう。
もし枕にファスナーがない場合、捨てるくらいなら、側生地を切って中身を取り出すのもアリだと思います。その場合はご自身で切り口をしっかり縫いましょう。ウレタンの場合は、新しい枕の購入をオススメします。
デスクワークが肩こりの原因と思われがちですが、長時間おなじ姿勢でい続ける睡眠も原因になります。一度お使いの枕を見直すことをおすすめします。
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