2023年10月上旬、舌癌再発の手術日
前日、睡眠導入剤を飲んですぐ眠りにはつけたけど、緊張していたからか夜中に目を覚ましてしまいました。
この日は丸一日食事が摂れないため、朝6時までにアルジネードウォーターという栄養機能食品の飲み物を3本を飲みました。
入院中の担当医師は病棟医と主治医の2人体制。
病棟医の先生は若い先生。
朝、病棟医が切除する側に間違いがないよう肩に印をつけに来ました。
付き添いには家族が来ました。
手術後の主治医からの説明の際に、切除した舌の組織を見ることができるので写真を撮っておくようお願いしました。
手術室に入ってからは三、四人に囲まれて点滴の針を刺たり、心電図、酸素マスクつけたり一気に慌ただしくなりました。
「いつ眠くなりますかね?」
「眠くなる薬がマスクからも出てるのでもうすぐ寝ますよ」
あっという間に落ちました
「…息吸ってー、吐いてー」
麻酔科医から言われた通り、目覚めた時にはまだ気管挿管の管は喉に刺さってました。呼吸が整ったらスルスル〜と管が抜かれました。
抜く時の痛みはないけど思ったより管が長くてびっくり。
前回の手術よりも長く眠っていたことが体感的にわかりました。
手術時間は三時間。前回は1時間もかかっていません。
(もしかして迅速で悪いの出たんかな…)
そんなことをぼーっと考えていた矢先
!?
(いってぇーーーーー!!!!!!!!!)
舌激痛
舌が腫れて言葉出せない。
前回の手術は全然痛くなくて、目覚めて一言目に「お腹空いた…」って言えたのに
そして瞼がくっついて目が開かない
病棟に戻っても目が開かないので
「おかしいなぁ起きてるはずなんですけど…」と看護師さんが心配し始める
しかたなく手動で目を開けました👁👁
家族から迅速病理で舌根部から高度異形成が出たため、追加切除したことを聞かされました。
切除した舌の写真を見せてもらいました。
(やっぱり舌の奥も悪かったのか…)
点滴から痛み止めが入るので痛みが減ると寝る。切れてくると痛みで起きる。
病室で寝て起きては痛みで怒るを繰り返していました
◉しばらくは痰が喉と鼻の奥にへばりついて不快でした。看護師さんに取ってもらったけどあまり触ると出血するからと痰の吸引は一度だけでした。
唾の飲み込み方がわからないし飲み込むのも怖い
◉口の周りが乾燥して気持ち悪いため、濡れたティッシュで拭いてました。
◉術後数時間はとにかく暑くてクーラーの温度を下げてました。
夕方に主治医がきました。
「まだぐったりしてますね💦話聞いてますかね…?はっきりした結果ではないので心配だと思いますが、治療については病理が正式にでてから考えるとして、今は考えるのやめておきましょうね…」
…
「今は傷を治すことだけ考えてゆっくり休みましょうね💦」
フン
「あぁ、良かった!声も出てますね!」
返事は全てアルカイックスマイルで返しました。