こんにちは
ちょうど世の中で
ご訪問いただきありがとうございます
イヤミスの女王といわれる
湊かなえさん
強烈なほどに人間の深層心理が
あぶり出される描写が
クセになる作家さんですが
今回は
読後感が爽やかになる
湊かなえさんにしては珍しい(？)
1冊を紹介します📖
「山女日記」湊かなえ
山ガールという言葉が流行った頃に
出された本です
それぞれの悩みを抱えた女性が
山を登る中で
自分と向き合うお話
もちろん山の魅力も存分に感じられます
私もたった数回ですが山に登ったことがあり
自然の中でその景色と自分の体力と向き合い
ただひたすらに歩を進めることで
どんどん頭の中がクリアになっていく感じ
分かる気がします
だからこそ
本音がさらけ出されるんですよね
友達や姉妹間の複雑な想い
湊かなえさんお得意の
人間の醜い部分や黒い部分もありながら
ちゃんと優しい気持ちで終われる
ストーリーです
出てくる山も
初心者向けから玄人向けまで様々
もしかしたら、読み終わった後
山に登ってみたくなるかも
行楽シーズンになってきました
ステキな本の影響を受けて
お出掛けするのも
いいかもしれませんね
「山女日記」は
「残照の頂 続・山女日記 」
という続編も出ています
気になった方は、ぜひご一読を
