今年から当院に導入を検討しているものがあります。
それが”老化治療”です。
言い換えると”若返り”ですね。
「老化って治療できるんですか?」
という疑問の声が聞こえてきそうです。
結論から書くと、「老化は一種の病気であり、治療できる」というのが今の再生医療の考えだそうです。
例えば、インフルエンザという病気がありますよね。
発熱や喉の痛み、咳、だるさ、関節痛など多くの症状が現れます。
この時、発熱は病気ではなく、インフルエンザの症状の一つですよね。
喉の痛みも、咳も、だるさも、関節痛も、すべて個別の病気ではなく、インフルエンザという病気の症状にすぎません。
それと同じように、「老化」という大きな病気があって、それに付随して出てくる症状が、
・がん
・脳卒中
・心疾患
・認知症
・腰や膝の繰り返す痛み
・骨粗鬆症
・老眼
・難聴
・頭の回転の低下
・体力低下
・寝ても疲れが取れにくい
・更年期障害
・抜け毛、白髪
・痩せにくい
・(年齢による)不妊
・(年齢による)ED
・その他、加齢によって発生しやすくなる症状全て
などと言われています。
老化の症状、多すぎませんかね……?
今までの私の常識では、これらの不調は個別に施術する必要があるものでした。
ですが、これらがすべて老化という病気の症状にすぎないのであれば、逆に老化を治療できればすべて解決する可能性があるということ。
ここでは書ききれませんが、大雑把に「年齢が高くなるにつれて出てくる症状」はすべて老化が原因で、老化を治療すれば解決するんです。
ところで、あなたは「老化の定義」は何だと思いますか?
老化って、そもそもなんなんでしょう?
老化研究では、老化の定義は「全身の細胞の機能低下、および細胞数の減少」とされています。
あなたは、人間の細胞の数を知っていますか?
60兆個? 37兆2000億個?
60兆個という数字の方が見慣れているかもしれませんが、実は新説では37兆2000億個といわれています。
細胞を一つずつ数えていくわけにもいかないので、あくまで現時点での推定です。
そして、その細胞の数は20歳〜25歳をピークに、徐々に減っていくと言われているんです。
細胞って、毎日減っていくんですよ😲
そんな概念は、以前の私にはありませんでした。
てっきり、成長して60兆個になった後は、死ぬ細胞と同じくらいの細胞が分裂で生まれて60兆個をキープしているとばかり……。
ですが、よく考えてみたら、細胞が減っていくのは当たり前なんです。
私は大学で細胞や遺伝子について専攻していたので自分の目で見ていて実感があるのですが、、、
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