Mag-p(マグ・フォス)リン酸マグネシウム | ホメオパシーOMOION

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この偉大なレメディーを付け加えたのはW・H・シュスラーで、彼は火葬した人間の灰を分析し、12の無機塩を発見した。その12の無機塩の不足が人間の健康を左右すると考えたのである。その一つがMag-pで、この無機塩は主に神経と筋肉に作用する。これが、体に転化されない事で痛み、痙攣、麻痺を引き起こす事が知られている。

よって、このレメディーは「ホメオパシー版アスピリン」等と呼ばれ、痛みに関する最高グレードのレメディーとして知られているのだ。(とは言え、最も特有な痛みは、ほとんどの場合痙攣痛であることが多い)マグネシウムは生体の中では、筋肉の弛緩とかかわり、これが足りないと、筋肉は収縮する。なのでキューっと締め付ける痛みを作りだすのだ。

月経で痙攣痛がある女性がよくこのように言う。「痛みが、熱い湯船に、二つ折れで入浴していると楽」と聞くがこれが、マグフォスの基本的な特徴であり、基調である。(温かさ・圧迫で好転)

ホメオパシーのレメディーは考えようによってはすべて痛みのレメディーであるが、痛みの深刻の度合いが高ければ高いほど、役に立つレメディーだ。

癌の痛みに前回書いたCalenとコンビで使う事も、大変効果がある。80歳の末期の口腔癌(肝臓、肺に転移)のケースでは顎の骨に転移し、骨が腐ってボルトで留めていた。しかしそのボルトの周辺も腐り始め、痛み止めもほとんど効かなくなり、モルヒネも考えられたが、Mag-pとCalenで痛みを完全にコントロールできた。半年後、好きなお酒も飲みながら、畳の上で亡くなられた。

最近のMag-pのケースだが、消化不良から起こる頭痛のケースで成果を上げた。頭痛は左眼窩に起こる、目をくり抜かれるような激しい痛み。頭痛の最中は、左目の刺激と痛みから、涙が止まらず、寝ている事も出来ない。このケースではMur-acLM3をメインに使ったが、痛い時に随時Mag-p30Cが痛みを確実に止めた。

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