この本、意識レベルについて詳しく説明してくれています。
意識レベルの低い順に、恥、罪悪感、無感動、深い悲しみ、恐怖、欲望、怒り、プライドとある。
これらが、200以下のレベルだ。
200は大きな境目で、200以下は破壊的、200以上はパワーとフォースを分ける分岐点だそうだ。
「恥」、日本は恥の文化だと言われている。昔武士は生き恥をさらすくらいならと切腹したり、現代も自殺が多い。確かに情動的に死に向かう破壊的な側面がある。
私が意外に思ったのは、「プライド」は思いのほかレベルが低いということ。
生きていく上でプライドはある程度は必要なこともある。
強い原動力を引き起こすし、エネルギーになりうると思っていた。
しかし、プライドはネガティブで、天狗の鼻、恥への転落もあり、プライドが高い状態は、傲慢さ，否認により、人間の成長を妨げるそうだ。
本当のパワーを得るためには相当大きな障害になりうるらしい。
世の中を見まわすと、このプライドに支配されている人がどんなに多いのだろうと思う。
高学歴の人はプライドが高い。
しかしプライド故に苦しんでいる人も多い。
そもそも人生山あり谷ありなのに、プライド故に現状を容認できない人も多々みかける。
プライド故に人や社会のせいにする。
確かにね。天狗の鼻はいらないね。と思った。
不要なプライドを捨てた先に波動200以上のパワーの領域だ。
プライドを捨てると、「勇気」と「愛」の領域に入れる。
さあ、あなたは自分のプライドとどう向き合いますか？