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ブロ友さんの記事を読んで、ふと高校受験の時のことを思い出しました。
その記事は、生徒は行きたい私立高校があるのに、学校の先生が近くの高校(おそらく公立)を強く推すというものでした。
ちなみに、生徒さんの成績には問題ありません。
第一志望の私立高校を受ければ通りそうなレベルだということです。
なんでしょうね、これは。
私自身のことを振り返ってみると、
中学3年の、受験校を決定する3者面談にて、担任の一言に凍り付いたことがありました。
前から膳所志望だということは伝えてあったし、成績も順調に推移していました。
私と母は、軽い気持ちで面談に臨みました。
突然、担任の男性教諭が
「〇〇高校を受けてみる気はない?」
公立中堅進学校〇〇高校は、実家から自転車距離です。
私たち親子
「・・・」
凍りつきました。
先生、何言ってんの?
私、知らないところですごくまずいことをしでかしたのか?
そういえば中2の担任(目の前の先生とは別)と非常に折り合いが悪かったけど、
そのほかにも、日ごろから
宇宙と交信しているのが(人はぼーっとしているとき情報が整理される)
脳内お花畑で遊んでいるのが(連想の力を養う)
居眠りの常習犯なのが(睡眠補給と休養)
先生の話がつまんないとすぐ顔に出ることが(正直が最上の策)
教科書を勝手にめくってあちこち読むのが(脳みそフル回転)
ノートに落書き(暇つぶし)
その他いろいろ・・・
身に覚えがありすぎる笑
重力圏外に脱出するって固く誓ったのに
地元なんか嫌~!
膨大な情報が一瞬で頭の中をめぐり、硬直しましたね。
私たち親子が唖然としたのを見て、担任はその話を引っ込めました。
上位層が市外に流出するのをとどめて、〇〇高のレベルアップを図るという方針があったようです。
あくまで噂ですが。
先生にノルマでもあったのかしらん。
ダメ元でも生徒に言ってみるという。
強要はしなかったので助かりました。
「この子に言っても無駄やろう、意志は固そうだし」
そやっ!
ふわっとした気持ちで「相談」しようとすると、学校の方針に引きずられるかもしれません。
事前にちゃんと決めてから、担任に会う方がいいと思います。
担任の先生を悪者にするみたいですが、先生は上からの指示に逆らえないものです。
そして、先生はその後の人生に責任を取ってくれません。
取ってほしいとも思いませんが。
できればデータをそろえて、親子で方針を決めてから進路指導に臨むことをおすすめします。
しっかり決めた人には、先生も余計なことを言いにくいと思うので。
塾や予備校に通えない人が相談できる窓口があればいいのに。
余談ですが、賢明な読者のみなさんは、
私の素敵な授業態度が、にっくき内申点に響かなかったのか気になると思います。
これは、30年以上前の、田舎の公立中学の話です。
進学熱心でもなく、はっきり言って色々緩かったのです。
別の中学ですが、膳所高の先輩は中学の時、机の下で漫画を読んでいたそうです。わはは
それに、上述の担任男性教諭は、変わり者に寛大でした。
言い換えれば、広い視野をお持ちでした。
「自分の物差しで測れない何かがこの子にはあるかもしれない」
という視点は、下手な教育熱心より、よほどありがたい。
膳所高の受験は当日一発勝負
合否のボーダーに並んだ時だけ内申点がいい方をとる、という噂でした。
潔くて、いいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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