くりちゃんについて
くりちゃんは2022年8月に本町田のとあるお宅の方からの依頼で保護した猫です。
当時また1ヶ月と少しでした。お母さん猫も捕獲し手術をしました。
術後のお母ちゃんのおっぱいを吸っています なんてちびっこ達でしょう
左側の茶色の多い子がくりちゃんです。
下痢を繰り返していましたがいくら調べても原因がわからず困っていました。
獣医さんのすすめでロイヤルカナンの消化器サポートのドライフードを食べ、下痢は落ち着いていました。
体重が増えるのが遅く、今年の7月にやっと3kgになったため去勢手術をすることになりました。
7月31日、去勢手術をし無事に家に帰ってきました。
あとは譲渡を待つだけでした。親子で引き取ってくれる方が見つかっていました。
異変が起きたのは8月3日朝6時30分のことです。
実家兼シェルターからくりちゃんの様子がおかしいと連絡がありました。
この体制じゃいられない、というふうにノタノタ、ジタバタを体制を変え続けていたそうです。
母から連絡を受け、外出準備を終え朝7時には実家につきました。
その時には救急病院へ連絡済、かかりつけ医が開くまで様子を見て構わないだろうとのことでした。
安心したのも束の間、私が手を洗い次に様子を見るとくりちゃんの両足が動いていませんでした。
すぐさま救急病院へ電話を掛け直し、血栓塞栓症の疑いが強いためすぐに受診を、とのことでした。
救急病院までは車で25分、タクシーで向かいました。
8時前には病院へつき、検査と処置が行われました。
結果は肥大型心筋症、血栓塞栓症を起こしており両足が動かず、肺水腫も起こしているとのことでした。
くりちゃんはそれまで、ご飯は食べるわタワーの下から上まで駆け登ってベッドまで飛び降りるわの元気印の子でした。まさか心臓に病気があるとは思わず…
家にはくりちゃんの家族がいます。お母さんと白の多い兄弟猫です。
2〜3週間で亡くなる可能性はとても高い、明日にでも亡くなるかもしれないとのことでしたが、せめて最期は家族の元で、と思い緊急病院よりはシェルター兼実家に近い相模原の病院へ転院することになりました。
転院時、くりちゃんが心雑音の全くしない、珍しいタイプの子だということがわかりました。
ここまで心雑音がしない、しかも口呼吸などの他の症状も出ていない子にレントゲンやエコーの検査を勧めることはないだろう、との見解でした。
肺水腫の治療をしながら2日間入院をしました。
看取り覚悟でお迎えに行きました。
帰宅後のくりちゃんです。
何故か、片方の足が回復しました。
動かない方の足も壊死が遅く、黒くなっているのはほんの一部分です。かなり進行が遅く、もう少し保つかもしれないとのことでした。
今はシェルターでお母さんと兄弟に囲まれながら過ごしています。
注射を用意していただき、それとお薬を飲ませています。
医療費は…すごいことになりました。
大赤字に拍車がかかりました。
とりあえず命はあるので本当に、何も考えずに病院へ向かってよかったと思っています。
本当によかったです。
譲渡は取りやめ、実家で最期を看取ろうと思います。
今後1ヶ月以内に亡くなるであろう、との見立てなので当会でお世話をすることになりました。
親兄弟の譲渡も遅らせてくれるそうです。
もし長生きしてくれるようであれば、親兄弟のことも考え…どうしていくかを考えていきたいと思います。長生きしてくれるのは本当に嬉しいですが、看取りのことを考えれば人間でなくても近くに親兄弟がいて、ペロペロ舐めてもらって、とか、そういう最期があると良いと思うので、できれば一緒にいさせてあげたい、でも譲渡は決まっている…
せっかく助かって、がんばってくれている命です。たくさん考えて、相談していきたいと思います。
/自力排泄もできるよ\
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本町田さくら猫の会 広報猫田