昨日今日はレッスンはお休みです。

この2日間はレッスンの振り返り、発表会迄の1人1人のレッスンについて、グレード等の予定も整理しています。



そして昨日は新たに生徒達に提供出来る事の話し合い✨何か新たな事を始めるのは勇気もいりますし努力や話し合いも沢山必要です。



パッと出来る子の落とし穴


稀に譜読みが早く苦労しない生徒がいます。譜読みが早い子は、譜読みに必要な空間認知能力が高いのでしょう。



✱「空間認知能力」というのは、空間にある物の位置・形・大きさ・速さ・向きなどを、素早く正確にとらえる能力のことをいいます。



比較的早く譜読みが出来る生徒は、パッと弾けてしまうので、曲を表現する、曲を深く学ぶ事より先に進む事の面白さを優先してしまいます。



勿論、全員がそうではありません。



丸を貰える事、間違えずに弾ける事も大事かも知れませんが、自分の弾いている曲やこれから弾く曲に興味を持ち、いつ誰が作ったかを知る事。

そして拘りを持ち、知る楽しさを知り、学べる様にお声掛けをする様にしています。



曲のレベルが上がってパッと弾けなくなってくると面白くなくなってしまう、練習して乗り越える経験が余り無いのでつまらなくなったり挫折に繋がる事もあります。



保護者の皆様にも、

『弾けた=丸ではありません。丸を早く貰えれば良いのではありません』

とお伝えさせて頂く事もあります。



出来たから次に進む事も大切ですが、

どんな人がいつの時代に作ったのか?

その時代はどんな時代だったのか?

その作曲家はどんな人か?

何処の国の人?

どんなイメージが出来る曲?

何拍子?

何調?

この曲のどこが1番好き?

何処かで転調してる?

色々と知れる事、考える事があります。




弾ける事=沢山知り、好きな曲にして欲しいと思います。

私の生徒達、調べ学習が得意な生徒が多いです。

曲を調べる事、知る事が、調べ方も学べます。そうするとそれは、学校のお勉強にも生きてきます。