毎日、お布団から出るのに勇気がいりますね。



昨日は体験レッスンの流れと、保護者様への3つのお願いについて書きました。



具体的に小さなお子様の体験レッスンで見ている所について、書きたいと思います。



初めてお会いするお子様について、お電話でお母様もしくはお父様にお話を伺い、その後、体験レッスンの準備をします。



準備をしながら、これを用意しておこう、コレが苦手な時はコッチに変えよう等、色々と考えた上で、いくつかレッスンパターンを用意しています。



⬇体験レッスンで見ています。

●鉛筆で丸を書く時には、筆圧や手の動かし方を、見ています。腕を使って書いているのか手首や指先は使えているかな。

(レッスングッズを使って指先の動きがスムーズか等も)

●高い⇔低い、右⇔左はわかるかな。

●1から5まで数えられるかな。

●椅子に座っていられるかな。

●椅子からおりてリズム遊びやボールを使おう。

●ピアノに触ろう。

等など…

予測できる様々な事を考え、楽しく準備を進めます。順番も上記の通りではありません。




お子様の得手不得手は1人1人違います。

昨日も書きましたが、お母様お父様にはあたたかく見守って頂きたいと思います。



初めてお顔を合わせる体験レッスンで、お子様が緊張したり、普段と違うのは当たり前です。



今の生徒達の中に、体験レッスンでは何も出来ず、別日にもう一度体験レッスンを設けましたが変わらずでしたが、今はあれからもう7年、とても良く練習して来てくれ、昨年は合唱伴奏やコンクールにも挑戦しました。

体験レッスンを楽しみに来たけれど、何も話せない子。それでも良いのです。

何か感じる事はあった筈なので。



ピアノは長く続ける習い事です。

どの様に続けるにせよ、お家でのお声掛けは必要不可欠です。

そして一見、遊びに見える事でも、ピアノを弾くのに大切な身体の動かし方や力をつけています。



先ずは楽しかったと思って頂ける様に体験レッスンをしています。