● サンタクロースのおじいさんは実はサンタクロースではなかった…知るって大切だね。
船橋市金杉 ピアノ教室【本間音楽教室】本間由紀です。
コンペ課題曲、今はYou Tubeで色々な方の演奏や解説も聴けます。便利ですね。
シューマンの【サンタクロースのおじいさん】という題名…。曲はサンタクロースの優しさおおらかさは感じられない。
【サンタクロースのおじいさん】曲を聴くと忙しなくクリスマス前にプレゼントのしたくを、お手伝いの妖精達と必死にやっている姿が目に浮かぶけど…
【knecht ruprecht】と書いてあります。【クネヒト・ループレヒト】と読みます。
これはサンタクロースのおじいさんでは無いんです。クネヒトは「作男」「召使い」「従者」「しもべ」などの意、ループレヒトは男性名。
【従者ループレヒト】です。
ドイツの伝統的な風習の、聖ニコラウスの同伴者。聖ニコラウスの日(12月6日)に聖ニコラウスとともに現れ、悪い子供を懲らしめる。よい子にご褒美を与える聖ニコラウスが【サンタクロースの原型】
これと対比して【黒いサンタクロース】などとも呼ばれているそう。
ニコラウスが持っている物は杖と良い子にしていたかどうかメモした本。
そのニコラウスには、ちょっと怖い連れがいる。「クネヒト・ループレヒト(Knecht Ruprecht)」と呼ばれる老人で、黒いボロ服をまとい、大きな袋を背負っている。よい子にはニコラウスがプレゼントを渡すが、悪い子はクネヒト・ループレヒトがこの袋で連れ去ってしまう。むち打ちされる、なんてお話も…。
子供達が良い子にしていたかの、メモはかなり詳しく書かれていて、メモを読まれた子供達は余りにも詳しく驚くそうです(なぜならニコラウス…サンタクロースは親戚が変装し、親がメモをコッソリ渡すそう)
【サンタクロースのおじいさんの従者ループレヒト】
昨日、○ちゃんと曲を聴いたり弾いたりしました。
『それならコレは子供達の気持ちかな〜?』
『キタキタキターって気持ちかな?』
『ここは自分は良い子だと伝わりホッとしたけど、今度は兄弟とかが評価される番になってまたドキドキなんだと思う』
そうか〜、ここはそんな感じだね。
楽しい想像、知るって本当に大事です。
【サンタクロースのおじいさん】として、練習して弾くのと、【サンタクロースのおじいさんの従者ループレヒト】と分かって練習して弾くのでは全く違います。
今は調べるのも簡単ですし、パッと沢山の情報が出てきます。
私もウィキペディアにお世話になりましたが、子供達の前にどう出て来るのか等はドイツ人のお友達に教えて貰いました。
○ちゃん…
『サンタクロースのおじいさんの従者ループレヒトに決めた』
皆が曲を聴きお顔が【う〜ん】となる中で、○ちゃんは違いました。
『日本語名にするって難しいんだね〜』
と、色々気付きもあった様です。
きっと次回から楽譜に書いてある言葉に、更に興味を持ち調べてくれる事でしょう。
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