生きていると、いろんな場面でタコさんと遭遇するもので。

読んでいる本の中でも、たとえばウンベルト・エーコの『プラハの墓地』には「文明社会に触手を伸ばそうとしている巨大な蛸」(p.237)という表現が出てきたり。

ふだんからタコさんのことばかり考えているからかもしれませんが。

そういったタコさんにまつわるものを「タコさん録」として収集していきたいものだな、と思った次第。
「収集と分類は学問の事始め」と言いますし。

もちろん先達たちは大勢いて。

『蛸の国』(井上喜平治著,神戸新聞社出版部,1965)や
『蛸―想像の世界を支配する論理をさぐる』(ロジェ・カイヨワ著,塚崎幹夫訳,中央公論社,1975)、
『蛸』(刀禰勇太郎著,法政大学出版局,1994)あたりは古典でしょうか。
先日購入した『「タコ日本一」宣言―魚のおいしいまちづくりへの挑戦』(二村章・千葉信一・根本悦子著,鈴木誉志男監修,ひたちなか商工会議所,2015)には以下のような参考文献が(p.190)。

□井上喜平治(1977)蛸の国.関西のつり社.261頁.
□茨城県水産試験場(1970)タコ樽流し.茨城県の漁具漁法.137-140.
□茨城県水産試験場(2001)全国一位の本件煮たこ加工のルーツ.茨城県水試加工研たより,第67・68号,5.
□奥谷喬司(1991)泳ぐ貝、タコの愛.晶文社,163頁.
□奥谷喬司(2013)日本のタコ学.東海大学出版会,273頁
□奥谷喬司・神埼宣武(2013)タコはなぜ元気なのか.草思社,142頁.
□小田英智・小林安雅(1998)イカ・タコ観察事典.偕成社,40頁.
□キャサリン・ハーモン・カレッジ(2014)タコの才能,いちばん賢い無脊椎動物.太田出版,282頁.
□熊谷真菜(2007)「粉もん」庶民の食文化.朝日新書,280頁.
□鯉沼勝久(2012)ひたちなか市はタコ加工日本一.第7回「食」と「漁」を考える地域シンポ報告集,東京水産振興会,46-52.
□鈴木たね子・大野智子(1997)魚とつきあう健康法・現代海洋薬膳のすすめ.農山漁村文化協会,260頁.
□高橋正和(2010)茨城県のタコ漁業.茨城水試,水産の窓,22-NO.30.
□土屋光太郎・山本典暎・阿部秀樹(2002)イカ・タコガイドブック.TBSブリタニカ,140頁.
□土屋光太郎監修(2013)イカとタコの大研究.PHP研究所,63頁.
□刀禰勇太郎(1994)蛸.法政大学出版局,370頁.
□平川敬治(2011)魚と日本人をめぐる文化史.弦書房,220頁.
□平川敬治(2012)タコと日本人,獲る・食べる・祀る.弦書房,213頁.
□水島敏博・鳥澤雅監修(2003)新・北のさかなたち.北海道新聞社,645頁.
□リチャード・シュヴァイド(2014)タコの教科書,その驚くべき生態と人間との関わり.エクスナレッジ,207頁.

最近刊行された本もあれこれあるから読んでみます。
第十四回文学フリマに行ってきました!

熱気に当てられて楽しかったです。
知り合いの方にご挨拶したりして。
ざっと歩くと皆さん面白そうなことをテーマに作品を作られていて。
それにしても、その中で「じゃあ買おう」と思うものは限られているわけで。
その買う・買わないという基準はどこにあるのだろう、と考えてしまいます。
事前にツイッターで情報を得て、それで買うものを決めていたり。
あとは見本誌で目についたものを立ち読みして決めたり。
見本誌にしても全てを読むわけではないですし。
うーん。
ともあれ、目当てのものは入手できました。

備忘のために購入したものを以下にリスト。

・bnkr編集部『bnkrRボンクララvol.04 特集zombie』
・佐藤『迷宮図書』
・NMBLPティアラ支部『ティアラ文庫総解説2 2009-2010補遺・2010-1011』
・湘南電書鼎談『湘南電書鼎談vol.2[第2回]「編集」について』
・yARn『蟲』
・NMBLP『本当はこのBLがすごい! 2011年版』
・永田王『ちゃのまん』
・まりあん/わたりさえこ『ただ、いっさいは過ぎてゆく』
・竹林ミ來『ちくも』
  「地下鉄のまどあけてみました東京の悲鳴が聞こえてきました」が好き
・相沢ナナコ『幻想生物事典』
・fortales『魔法の少女』
・甘いぞ甘えび『部外者』
・甘いぞ甘えび『創作オンリー短編小説集 02TXT vol.5[テーマ]代替品』

感想などはおいおい書いていければ。
それにしてもゾンビいいですね、ゾンビ。
そして…開場!

予定されていた開場時刻である13時半より少し早い開場でしたね。
入場口でイナズマイレブンのイベントへ参加するための整理券が配られていました。

整理券がほしい人は右、それ以外は左。
せっかく分かれてるのに、前方で列がつまったら意味がないなー、なんて思いつつ難なく入場。

そして試遊ですよ。

1.レイトン教授VS逆転裁判

 「こんな緊張感、逆転裁判3以来だよ!」というナルホドくんの言葉にどんな顔をすればいいのかわからないの…
 時間軸として逆転裁判3と4の間ということですね。ダルホドウさんは緊張はしてなかったし。
 魔女疑惑をかけられた依頼人を救うため、法廷に立つナルホドくんとマヨイちゃん。
 そしてサイバンチョは相変わらずサイバンチョ。
 裁判時の新システムとしては、今回証言者が一度に複数登場します。
 そのため、他の人の証言を聞いて別の人の表情が変わるというモーションが見られます。
 そのモーション時に「ちょっと!」とやると、新たな情報が引き出せるというわけです。
 なるほど…ですが、流石に「ちょっと!」はどうなの? と思わないでもないですね。
 まあでも「待った!」は既にありますから…難しいところです。
 「魔法」があるものと前提された世界に戸惑うナルホドくん。正直、戦人とだぶって見えます。
 が、「魔法なんて存在しねぇってことを証明してやるぜ!」というのはナルホド君の仕事ではない。
 と、そのとき『魔法大全』なる書を持って颯爽と登場したレイトン教授!
 おいしいとこだけ持っていきます。
 そして二人、背を合わせて「異議あり」! かっこいいですな。
 

2.レイトンブラザーズ・ミステリールーム

 iPhoneアプリで登場。レイトン教授の息子が主人公。
 iPhone上の捜査、特に画面を動かすのに癖があり、ちょっとてこずりました。
 そのままずらせれば早いのに回転させて拡縮させないといけないとことか。慣れかもしれませんが。
 にしてもレイトン教授、どなたと結婚なさったのでしょうね。

3.タイムトラベラーズ

 実際にタイムトラベルするシーンは体験版にはないようです。登場人物紹介がメインですね。
 興味を持ったのは「リアルライフヒーロー」をやっているという登場人物の一人。
 残念ながら名前を忘れてしまいました。彼と話していたおじいさんの名前は田中だったはずですが。
 リアルライフヒーロー、簡単に言えば映画「キックアス」の主人公がやっていたような活動です。
 実際にアメリカではヒーローの格好をして自警団的なボランティア活動をやっている人々がいるそうですね。
 おもしろいことを知りました。
 

4.GUILD01「レンタル武器屋DEオマッセ」

 アメリカザリガニの背の高い方である平井さんのアイデアで生まれたゲーム。
 主人公は武器鍛冶屋の見習いです。
 体験版でプレイした範囲では音ゲーとツイッター(見るだけ)を足したようなものでしょうか。
 親方が打ち方を真似て、主人公も打つ。それがリズムになるわけですね。
 で、主人公が造った武器を登場人物たちにレンタルする、と。
 武器をレンタルした登場人物たちのその後の様子は、ある機械で知ることができます。
 まるで彼らのツイートをTLで見るような感覚、とでも言えば近いでしょうか。
 このツイートが可笑しい。平井さんのセンスが注力されているように感じます。

5.GUILD01「解放少女」

 いちいちかっこいいゲームです。最初は操作方法がわからなくて戸惑いましたが。
 下画面をタッチして照準を動かすのですね。機体の操作はスライドパッドで。
 攻撃対象に照準が重なると自動的にロックされるのでラクです。
 イージーモードでやったので他のモードでは操作が異なるかもしれませんが。
 かなりの爽快感を味わえますね。
 おもしろいのはゲームの背景にあるストーリーに準じた小ネタ。
 主人公は占領下日本で臨時政府「国会議事戦艦ながた」の頂点にある第2代新日本大統領、大空翔子。
 国民の期待を背負って、主人公は戦っているわけです。
 その期待が「国民支持率」と「国民の声」としてゲーム画面に見える化されています。
 ちょくちょく笑えますよ。

私が試遊したのは、これは買おう!と思ったものだけなのであまり参考にはならないかもしれません。
全て発売日は2012年以降ですから、まあのんびり待ちます。