「マネージャー!今日は何の仕事でしたっけ?」
「今日は車内生放送だね。移動中もカメラがまわってるって感じ」
「了解しました!」
楽しい撮影になるはずだった。でも、逆にそれが夢だったんだ。
「東方神起さん入りまーす!」
「「よろしくお願いしまーす!」」
2人で車の後部座席に座り、カメラがまわされた。
番組が始まり、気持ちのスイッチをいれる。
いつもちゃんとしてるけど、今日は生放送だからいつも以上に頑張らないと。
たくさんの質問をされて、時々寄り道してご飯を買ったりもした。
時間も遅くなり、1時間半の番組も終わろうとしていた。
「そろそろ時間になりましたね~…残り15分です!」
「やー今日は楽しかったですね!」
信号で止まっていた。青になって走り始める。
僕たちは普通の事をしたはずだ。それなのに…
「危ない!!」
隣にいたユノが叫んだ。僕は何を言ってるのか理解できなかった。
「チャンミン伏せろ!」
ユノの方を見ると、大きなトラックがこっちに向かってきているのが窓ガラスから見えた。
「ユノ…!!」
声も出せずにただ見ているしかなかった。
ユノが一度後ろを振り返り、僕をシートとシートの間に倒した。
その上からユノが覆いかぶさり、腕の隙間からつっこんでくるトラックが見えた。
気がつくともう辺りには煙が立ちあがっていた。
でもまだ僕はまだ車の中にいた。夢だったのかとも思ったけど、ある異変に気がついた。
「ユノ…?」
ユノがいなかった。僕の上に覆いかぶさっていたユノがいなくなっていた。
とりあえず僕は車から火が出る可能性を考え、外に出た。
僕はそこで悪夢を見た。
「何…これ…」
僕が今まで乗っていた車にはすでに火がついていて、
つっこんだトラックは壁にぶつかってつぶれていた。
「ユノ…どこにいるんですか…ユノ…」
ユノを探すために歩き始める。しかし、脚に激痛が走った。
「いたっ…」
痛みのするところを見ると、車の窓ガラスが足のふくらはぎ辺りに刺さっていた。
それを引き抜いて、自分の衣装であったスカーフを巻きつけた。
近くのガードレールを支えにして歩くと、、10mほど離れたところに人影が見えた。
ガードレールから手を離してその人影まで足を引きずりながら歩いた。
倒れている人は車の後部座席にあったタオルケットを頭からかぶっていて、姿形は分からない。
しかし、そのタオルケットは僕とユノの膝の上にあったものだった。
タオルケットをめくる。そこにいたのは、
全身に大きなガラスの破片が刺さっている助手席で司会をしていた人だった。
「もしもし…?大丈夫ですか…?」
触ってみると生きている人間の身体ではないことがわかった。
僕はタオルケットをかけ直してまた歩いた。
事故から10分がたったころ、車が爆発した。振りかえると炎の渦が出来ていた。
「はやくユノを探さないと…」
そろそろ辺りが暗くなってきた。僕は自分の携帯で地面を照らしながら歩く。
すると、何かが光を反射した。そこまで行くと、
反射していたものは割れた窓ガラスだということがわかった。
辺りを見渡すと、人の足らしきものが見えた。
そのくつとズボンは確かにユノが履いていたものだ。
はい、みなさんこんにちは♪あいざっくです♪
2日連続で小説更新!今回は新作です!暗めになりそうな予感しますが、
明るくなるように頑張りたいです…wwそれでは、あいざっくでした♪
