9月12日
『君の名は。』(2016)

Kin217
赤い地球
赤い月
音9

同じKin番号の著名人
新海誠
赤西仁
飛鳥
吉本ばなな
谷佳知

【解説】
1,000年に1度のすい星来訪が、1か月後に迫る日本。山々に囲まれた田舎町に住む女子高生の三葉は、町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに鬱屈(うっくつ)していた。それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が都会に暮らしている少年になった夢を見る。夢では東京での生活を楽しみながらも、その不思議な感覚に困惑する三葉。一方、東京在住の男子高校生・瀧も自分が田舎町に生活する少女になった夢を見る。やがて、その奇妙な夢を通じて彼らは引き合うようになっていくが……。(シネマトゥデイより)


今日の番号は
この映画の監督新海誠さんです。

今日の番号の方は
細かなところに気がつきます。
全てに十分な調査をすることで
深みを持って行きます。


『君の名は。』を初めて見たときは
衝撃でした。

こういうのが
大衆ウケするような時代になったんだな〜
という衝撃と
これを作った人は
時空の仕組みを知ってるんじゃないか⁈
と思った衝撃でした。


人の「意識」って
時間も空間も超えることが出来ます。

自我の境界も無くし、
全てひとつであることは
「意識」をたどるところから始まります。
もともと一つであったことを
思い出す作業なのでしょう。


だから、瀧くんと三葉が入れ替わるのは
そんなに不思議ではなかったりもします。

ある時空ではあり得ることです。
というか、あります。


私たちは、
どの時間と空間を選んで「今」を
かたち作っているのでしょう?

そんなことを
深く思わせてくれた作品でした。