今週はおかげさまで忙しかいです。
前回までに説明した賃貸の仕事①～②を３日間で５組のお客様の対応をしております。
ほんとに、ご来店、お申込みありがとうございます。
さて、賃貸の営業の仕事の次は不動産を買いたい人に物件をご紹介する仕事です。
【まずは不動産の購入希望者を探すところから】
●ネット広告に売買物件情報を掲載
※賃貸の様に片っ端から広告を掲載する事はできません。
１件ずつ売主に掲載の許可を取り、法令関係を調べ上げてからの掲載です。
広告を載せれない物件も結構あるんです。
間取りも３ＬＤＫ～一戸建てと大きくなるので作成にも手間がかかります。
●オープンハウスを開催
※土日に募集物件にのぼりを立てて、飛び込みのお客様を待ちます。
暖房や電気は使えないので夏は暑く、冬は寒いです。
なんせ北海道の冬は相当厳しいです。
１日待って、１組もお客様が来ない事もあります。
●携帯電話に登録している人全てに電話して「家買うなら俺に言ってね」と営業電話。
お客様が来れば賃貸と同じように条件をお伺いし、物件を調べて、ご案内です。
物件探しは、賃貸同様にシステムがあります。
しかもこのシステム、法律で「売る物件を登録しなければいけない」と決まっているので、情報量はしっかりしています。
一生の買い物なので、お客様も条件がハッキリとしています。
その条件で買える物件が無ければ、見つかるまで待つという方もいます。
「賃貸だし、別にここでいっか・・・」と言う事が無いのが売買です。
しかし、お客様が購入されないと我々も手数料の売り上げがありません。
我々も営業マンですから、契約を取らないといけません。
お客様の希望する条件の物件が無ければ、場合によっては自ら売り物件を探しに行く事もあります。
お客様の希望する条件に見合ったマンションや戸建てに訪問し、
「今買いたい人が居るのですが、売る予定などはありませんか？」
と、いわば訪問販売に近い様な動きになります。
そんな簡単に売る人なんて見つかりません。
基本全部インターホンの門前払いです。
ただ、もしかしたら売りたい人がいるかもしれないのでやるわけです。
不動産営業は、オシャレなカフェみたいな店舗で待機して、お客様が来たら案内するだけ・・・
なんて甘っちょろいもんじゃありません。
さて、無事に物件が見つかったらご案内です。
ご案内時は賃貸以上に様々な事が関わってきます。
・増築出来るのか？
・リフォームするには幾らかかるのか？
・リフォームするに当たって、管理組合の決まりはあるのか？
・道路はどのように面しているのか？
・関係法令は？
などなど多すぎて書ききれないのでここは割愛します。
もし、貴方が不動産業界に飛び込んだら、その時に勉強してください。
購入するとなったら次の契約手続きです。
これは次回お話しします。
お楽しみに。
す～さん