先月の荻山先生の授業で、「お医者さんが筋肉が鍵であると言っております」というお話しがありました。

後日知人に会う事があって、またもや筋肉の話題になりました。
今年75歳になるご主人が昨年大手術をして奇跡的な回復をしたそうで、元から強健な体ではなかったけれど、若い時から登山を趣味としていて筋肉があったからだと思うと言っておりました。


─以下は彼女の経験談です─

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夫は14年前に解離した大動脈が、昨年血管が限界まで膨らみ、人口血管に置換する手術以外に救命はないと診断されました。
しかし、置換する血管の長さが大変長く、これまで術例としてない、非常に難易度の高い手術になり、本人にも負担が大きく、医師からは「我々も命懸けでやります」と言われて、本人と家族も、車いす・寝たきり・死も覚悟し、26時間に及ぶ手術に耐えて、手術は成功しました。

しかし、もっと大変だったのは術後の方だったのです。
先生は「これからですね、手術が成功しても死んでは意味がありませんから」と。

実際様々なトラブルが起きました。が、手術や術後の管理に、発達した医療と医師と看護師の方々の尽力を頂き、無事に退院できました。

退院間際、夫の体は使い果たしたと言う感じで、すっかり筋肉がなくなって体重も落ちていました。
なかなか体重が戻らないと言うと、先生からは筋肉がつかないと体重も増えません、歩いてください、とアドバイスされました。

術後から8ヶ月、退院してから5ヶ月になりますが、毎日の1時間程のウオーキングを日課として、今では軽いハイキングも楽しめるまで回復しています。

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ヨーガの目的は「心のはたらきをコントロールする」という大前提がありますが、副産物として筋力を養うアーサナもたくさんあります。

 


日々ヨーガに親しみ、コツコツと貯筋もしていきたいと思いました。

 

へのへのもへじ∬∵ζ

 

 

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