今回の『ヨーガの四季』の特集に、 今年4月にご逝去された村上和雄先生の講演が記載されています。( 於2000年全国大会)

村上和雄先生は遺伝子工学の世界的権威として活躍された方ですが、 宇宙には科学では説明しきれない「人智を超えた大自然の力としかいいようのない存在」があることを実感され、この存在を「サムシング・グレート」(偉大なる何ものか)と名づけられた方でも有名です。



宇宙は 138億年前にビッグバンから始まって現在も膨張を続けているとか、自然界の物質を構成する最も小さな構成要素は素粒子であるとか、科学の進歩で日々いろいろなものが解明されていくのは本当に凄いな~と思います。

私には難しいことはよく解りませんが、解らないなりにも‘新しいことを知る’のはとても楽しいことですし、特に最近は美しい映像で見せてもらえるのが嬉しいですね😄

そしてやっぱり行きつくところは、誰が(何が)この宇宙を創ったのだろう?という思いです・・・。

私が「サムシング・グレート」という言葉を知ったのは、ホームヨーガの教室ででした。

それまでは、この宇宙を創った想像もつかない力をなんと呼べばいいのだろうと悶々としていましたが、「偉大なる何ものか」というお話を聞いた時は、何てぴったりの言葉なのだろう!と、心が躍りました♪




ホームヨーガの10月のテーマは〈マハー・ムドラー〉です。

ムドラーは、プラーナ、チャクラ、クンダリニー(自分の中に内在する根源的エネルギー)を目覚めさせ、精神力や自在力(シッディ)を授けてくれる行法です。


村上和雄先生は講演の中で次のようなことを語られています。

私たちの体には細胞が何10兆とあります。
そしてどの細胞にも一つ一つに遺伝子が全部入っているのです。
どの細胞の遺伝子も皆“同じ情報”を持っています。髪の毛の細胞も、心臓の細胞も。
しかし不思議なことに心臓には心臓に必要のない遺伝子のスイッチが入っていないのです。
髪の毛には髪の毛に必要な遺伝子しかスイッチが入っていない。
ということは、ほとんどの遺伝子は眠っているのです。

そして「眠っている遺伝子のスイッチをオンにすれば、人間の可能性は無限大だ」とおっしゃっています。

また、この遺伝子の設計図をかいたものは「サムシング・グレート」としか言いようがない、とも。

私たちの中に内在する“根源的なエネルギー”もまた然りです。


私たちも大宇宙の一部であることは間違いありません。

ヨーガを通して、私たち自身が「サムシング・グレート」の存在であることを感じていただければいいなと思います🍀 

Shoko☆

 

教室のご案内サーチ

 

日本ヨーガ学会のホームページ左差し