昨今のサブプライムローン問題や耐震偽装に端を発した建築確認厳格化、原材料高等の問題が主な原因となり、ファンドを中心とした資金が一斉に不動産から手を引きだし、借入依存の不動産、建設業にとっては大きな転換期となっているように思います
ここ最近の大型倒産の多くが不動産会社や建設会社であることを考えても、業界全体の冷え込みは今後しばらくは続くであろうとの見方が大勢であることは妥当なところかもしれませんし、現にテレビ番組の特集によると分譲マンションの売れ残りが全国的にも顕著になっているようで、大幅な値下げをして利益度外視で在庫をさばきたいという状況も生まれているようです