演劇、映画、プロスポーツなどの興行分野において、高い人気を持つ人物を起用し、その人物がいることを大前提として制作・立案していく方式。
資本力やマスコミの利用によりその花形人物を企画的に生み出すシステムもこの一環として指す。
そこから転じて、漫画などで、同一の作家が同じ絵柄のキャラクターをあたかも俳優のように扱い、
異なる作品中に様々な役柄で登場させるような表現スタイルもスター・システムと呼ばれるようになった。
日本でこの手法を用いる漫画家は手塚治虫が有名で、スターシステムを採用している宝塚歌劇の影響を受けたといわれている。
手塚漫画では、ヒゲオヤジやヒョウタンツギ、ハムエッグなど、多数の役者が登場し、ピノコやブラックジャック、アトムなど、主役級のキャラクターも別の役柄で他の作品に登場したりする。
海外では、ディズニー作品で、ドナルドやミッキーが俳優として登場していたり、トムとジェリーが中世の騎士や宇宙飛行士になって登場する。
また、漫画だけでなく、マリオシリーズなどのゲームにも、スターシステムは用いられている。
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手塚治虫のこの手法は、かなりすごいと思う。
ブラックジャックにアトムが出てきたときはびっくりしたし、ハムエッグにハムエッグって名前があることを知った時もびっくりした。
でも内容を壊さずちゃんとその作品で存在できるんだから、面白いことだなあ。
この宿題が出たきっかけは『ゼルダの伝説』なのだけど、ゼルダの伝説でどんなスターシステムが使われているのかは、まだよくわからない。
ゼルダの伝説をやってみる日がいつか来るかなあ。