明治期に、ハイカラに対してつくられた言葉で、言動が荒々しい人やその様子を指す。
弊衣破帽が典型的な様式で、表面に惑わされず心理を追及する様を表現しているという意味で武士道にも通じる。
そのいでたちは学校の規則への反発を感じさせる、服装の乱れととらえられ、禁止する学校が増え、すたれてしまった。
現在は東北などの一部の高校の応援団などで細々と受け継がれており、
自主性・主体性・学力・体力・気力といった素養を持つ者だけが身に着けることを許され、
すなわち模範生として、伝統あるバンカラスタイルを守り続けている。
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何年か前にテレビで初めてバンカラ応援団を見たとき、本当にびっくりした。
道ですれ違ったら三度見はするレベル。
服を大事に着てるとかいう次元じゃない。
ぼろぼろだもん!!
なんじゃこりゃ状態でした。
でも、先輩から代々受け継いできたその制服を誇らしげに着るその人たちを見てたら、
こういう文化もあるんだな、となんだか妙に納得できた。
かっこよさって、きっとひとそれぞれにあるんだな。