陶器の種類のひとつ。
ボーンは「骨」、チャイナは「陶磁器」。
乳白色で、光を通す。
水を通さない材質で、壊れてもまた焼き直すことで何度でも再生できる。
JIS規格では、「素地は少なくともリン酸三カルシウム、灰長石およびガラス質からなり、かつリン酸三カルシウムの含有量が30%以上のもの」と定義づけられている。
18世紀ごろロンドンで発明された。
中国磁器で多用された白色粘土が当時のイギリスでは入手困難であり、代用品として牛の骨灰を陶土に混ぜて制作した。
焼結前は灰色だが、焼きあがると乳白色に変化する。
ウェッジウッドなどがブランドとして有名。
日本で初めてボーンチャイナの制作に成功したメーカーはノリタケである。
ボーンチャイナのカップ
透明度が高いためランプにも使われる
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白いのに透き通ってるって素敵。
美しい食器には思わず見とれてしまう。
焼きあがったボーンチャイナに凹凸ができてしまっても、不必要な部分を削ってまた焼くことで滑らかになるんだそう。
私が死んだら骨で器を作れるかしら…。