今年の夏休みは、子供達は完全フリー状態。

私の仕事の関係で、子供達は実家と我が家を行き来しつつ過ごしています。



実家にいる時間が長くなった事で、今まではあまり気にならなかった問題が浮上。

それは【我が家式子育て】と【実家式子育て】とのギャップです。



ざっくり言えば「心配性」&「過干渉」

可愛いが故、愛情が故ではありますが、

深層心理は、

コントロールしようとする行為

型にはめようとする行為

子供を信頼できないという事なのですよね。



母はそこには気付きません。

「心配する事は愛情」だと思っています。

強ち間違ってもいないですし、母の子育ては終わったので、それで良いのです。


同居でなければ、祖父母は心配性で孫に構いすぎくらいの方がバランスが取れる。

むしろ、祖父母・孫の関係は良好な気がします。



しかし子供達が母の子育てに触れた時、必ず感情が乱されるポイントがあります。

代表的なものは「宿題」問題。

(最近、宿題への対応は、各家庭の子育てが垣間見える気がしています)

子供達は「宿題」の言葉にかなり反応します。


母は夏休みの宿題がとても気になるらしく、

「宿題は?」
「そろそろお勉強したら?」
「どのくらい終わったの?」

などと、毎日のように言います。

気にしてくれているのはありがたいのですけどね。

そして、言い方はとても優しいんですけどね。



言われた娘は、怒ったり、ふてくされたり、

「やる気がなくなった!」と泣いたり、

とにかく感情が忙しくなります。



息子は「やだ~」「やらな~い」など、怒り気味に聞き流して遊びを続けます。



宿題の話をしなければ、娘は自分で計画を立てて頑張ってます。

だから母には「言わない方が自分からやるから放置でお願いします」と伝えてはいるのですが…

本人達に言わずとも、子供達がいる場所で、

「宿題おわってるのかな」
「もうすぐ学校始まるのに」
「夏休みもあと◯◯日だね」

等と、私にやる気を削ぐようなことを言ってくる。

その度に子供達は「冷や水を浴びせられる」気持ちになるようです。

まぁ、私が子供の頃は毎日のように言われていましたけれどね。





そしてもう1つ。

子供達が1人ではまだ出来ないと思っていること。

何をしている時に手を出されると時間がかかり面倒なので、自分でさっさとやってしまう。

子供は何をするか分からない、予想外の事をするから、怪我でもしたらと…
といつも心配していて、見えないと不安。


「まだできないんだから、ママと一緒にね」
「娘/息子にはまだ早いよ」
「どうせできないでしょ」

などと決めつけられ、泣きながら私に言いに来ます。

すごく傷つくようです。



ちょっとしたことなんです。

時間はかかるし、上手にはできなくても、1人でできるんです。

難しいお手伝いだって、側で見守ってあげればできるんです。

子供は子供なりに、自分でやりたい、役に立ちたい、やってみたいって思っているんです。

心配なのはわかるけど、子供を信用しなさすぎなんですよね。




私の生きにくさや自信のなさが生まれた原点を見ている気がします。

私も【どんぐり倶楽部】を知らなかったら、同じようにやらかしてしまっていただろうと思います。

両親から受けた子育てをそのまま引き継ぎ、心配してあげることが善とばかりに。

【どんぐり式生活】&【見守り】のおかげで、今のところは子供達の心が守れているのかなと思う今日この頃です。