年々すごい勢いで減り続けている昆虫。
絶滅の危機に瀕していることをご存知でしょうか。
https://www.google.com/amp/s/www.businessinsider.jp/amp/post-185010
いきなり深刻な話題から入りましたが、これが子供達に昆虫好きになってもらいたい一番の理由です。
昆虫に興味を持ってもらいたい。
昆虫に興味を持ち続けてもらいたい。
「昆虫が好き・愛着がある人」と「昆虫が嫌い・苦手な人」とでは、この問題に対する実感や距離感が変わってくると思うから。
そして、この問題に対する行動や取り組みも変わってくるはずだから。
生態系ピラミッド、食物連鎖の下位層を支えている昆虫。
その昆虫が激減すれば、より上位層の捕食者達は食糧難となる。
生態系ピラミッドは簡単に崩れてしまう。
人間の生活にも大きく影響する問題なのです。
でもそれだけではなく、単純に昆虫との戯れは本当に楽しいです。
子供達が昆虫から受け取っているプレゼントははかり知れません。
多様な生き物との出会い
見つけに行ったり、捕まえる楽しさ
多様な生き物のライフサイクルを実感
生というものの輝き
死というものの重さ
繁殖という命を繋ぐ奇跡
小さきものへの責任や慈しみを育てる
捕まえて観察したら、またすぐに離す
お持ち帰りは飼育できる個体を最低限
自然との遊びによる健全な成長
全ては外で行われる
体力がつく
運動能力や動体視力、集中力などが高まる
【どんぐり倶楽部】の条件も満たす
等々、良いことの方が圧倒的に多いです。
一緒に昆虫採集に行ったり、家で昆虫を飼ったりと虫が苦手な女性には少しハードルが高いかも知れません。
何しろ結局、お母さんの昆虫知識やお世話サポートがなければ成り立ちません。
でも、小さい子供達が生き物の世話をしながら命を繋ぎ、生き物のライフサイクルを見せてあげられるのは貴重な経験だと思います。
私が昆虫に対する抵抗感が少ないのは、きっと子供時代の虫との戯れがあったおかげ。
だから、女の子も子供時代に虫達に接しておくことは後々役に立つ時が来るはずです。
うちの娘も虫好きで、触ることも捕まえることも全然平気です。
ただ、やっぱり息子レベルの情熱はないですけどね…