12月は師走というけれど、本当に慌ただしい。
用事も増える時期だけれど、それ以上に心が慌ただしくなる。
心が慌ただしくなると、自分の言動が刺々しくなっていくのがわかる。
今朝。
心に余裕のない状態で、今日の予定を思い巡らせていた。
そして、子供達に対して心の中で呟く。
「もー、イライラさせないでよ」
「どうしていつも、怒られるようなことをするかなぁ」
「何で、毎日同じ事を言わなきゃいけないの?」
一応、どんぐり子育てをしているので、本人にはそんな事、出来る限り言わない。
そして、突然気がついた。
あれ?
私は私を不機嫌にさせる子供達が悪いと思っているんだ。
それって、すごく傲慢なんじゃない?…と。
子供達には子供達の事情と理由があるはずで…
子供達には子供達の思いが当然あるはずで…
子供だから上手く伝えられないだけ。
子供だから言わないだけ。
人間関係は相互作用。
自分が子供達に一方的にイライラさせられているのではないはず。
【いつも】【毎朝】、同じような反応をする私に対しての、【いつも】【毎朝】の子供達の態度なのだと気がついた。
それなのに、無意識に自分が一方的にしてもらう立場になっている。
「私がイライラしないように立ち振る舞え!」と思っているということだ。
「親は立場が上なんだ」「自分の方が正しい」と思っているということだ。
子供達はお互いに助け合い、支え合う、一番身近な協力者。
けれど、自分が子供達を育てているという意識が強くて、傲慢さや怒りとして現れるのかな。
なぜなら、他人にはそんな態度しない。
子供達にならそんな態度をとってもいいと思っているんだね、私は。
自分の感情は自分が責任を持つべきもの。
物事についての捉え方も感じ方も人それぞれ。
自分で考え方を選ぶことが出来るし、それによって付随する感情も変化する。
そうか。
自分の反応を変えてみればいいんだ。
私が対応を工夫してみよう。
早急に自分を改めなければと思った朝でした。