先日、ユニセフ調査で日本の「子どもの幸福度」の総合順位が20位(38カ国中)というニュースがありました。
ちなみに、2013年のランキングでは6位(31ヵ国中)。
7年で一気に下がりましたね…
この総合順位は、3つの分野を総合した順位だそうです。
特に際立つのは身体的健康のベスト1位と精神的幸福度のワースト2位。
そして、社会的スキル(27位)の中で最も数値が低い「新しい友達をつくる自信がない」という項目。
精神的幸福度については、家族のサポートが少ない子供達やいじめに遭っている子供達の数値が明らかに低いという事。
ここから読み取れる事は、日本人としては辛すぎる内容です。
家族の繋がりが希薄で、学校ではいじめが蔓延し、友達は少なく孤独感を抱えている子供達が多いという事実。
体は健康なのに、心が幸せを感じられないなんて、とても不幸です…
日常が忙しい子供達の心は、ストレスで一杯でしょう。
心を麻痺させて適応していると、バランスをとるためにストレスの捌け口を必要とします。
このデータからは、殺伐とした人間関係のイメージが浮かびます。
穏やかにのんびりと育ってきた娘ちゃんの事が、とても心配です。
うまくお友達関係を築けているかしら…
ただ、このデータは傾向を掴むには有益だと思いますが、個人的には疑問も多いです。
どのように調査したのか?
統計データの取り方は?
質問内容や回答方法は?
先進国を中心に38ヵ国というけれど、多数がヨーロッパの国々であること…等々。
国民性によっても回答の選び方は違ってくるので、そのまま受け止める事は危険な気がします。
やはり、他にも疑問を持っている方がいらっしゃいました。
ショッキングな数字ではありますが、いたずらに不安を抱かず、冷静に客観的に、我が子達の環境を注視していく必要がありそうですね。