最近の脳科学の本を読むと人が眼球を通している情報では、反転していて白黒で色のついている範囲が狭く情報が脳に届くのは3%程度のようだ。人は自分が見たいように解釈して世界を見ているわけだ。
この世は幻、仮象というヨガの教えもうなづける。
聴覚、味覚、触覚、視覚、嗅覚どれひとつとっても確かなものはない。人が認識している、と思っている世界は
その程度のものなのである。
脳で考えているという「信仰」も非常に危ういものだ。ソロバンを習うとき、初心者はもちろん指でソロバンをはじく。上級者は、ソロバンがなくても手を宙ではじくだけでも計算できる。あるいはイメージのソロバンをはじくだけ
で計算できる。これはソロバンをはじく、という行為が、脳内にプログラムされた、ということなのか?
では、手足や五感もなく、脳だけであったらどうか。脳は脳だけでは機能しないはずだ。
走ることでランナーズハイになる。脳内にエンドルフィン(?)などが分泌されて、脳が活性化する。
体を使うことで脳も気持ちよくなる。心や気持ちも変わる。
生殖行為が目的ではないセックスをする。これはどういうことか?繁殖期という自然の機能が壊れたと
いうことなのか?あるいは、純粋な性行為によって、脳や心、精神が活性化されることを意図しているのか?
(つづく)