先日、カフェで大好きな本と再会しました。

子育ての本の中でいちばん好きな本。

 

藤田ゆみさん、

”子どもと一緒にスローに暮らす、おかあさんの本”

 

 

 

お母さん自身への眼差しと子どもへの眼差しのバランスがちょうどいい感じがして。

 

この本の中で、河合隼雄さんの本の一説を紹介している部分があります。

 

Q「お母さん」になると「わたし」でなくなるようで怖いです。

 

A その両方をどう生きるかが、その人らしさなんです。

 

まさに!素晴らしいですよね。。

 

わたしもいつもその両方のあいだ、どう生きるかで、揺れています。

わたし自身の最善と、子どもにとっての最善ってどこなんだろう、、

母であることと、わたし自身であること、、その間で揺れながら、模索しながら、日々過ごす。

 

でもそれで良いんですよね。

これが正しい、とかわたしは絶対これ!とか決めなくていい。

 

女性って、というか人間っていつも揺れているもの。

女性なんか特に、一日の感情の変化だけみても、それはもうすごい移り変わりで。

 

それを全部受け入れる。

揺れていていいんだよーって自分に伝えてあげる。

 

そうすると、何だかこころがぱあっと広がって、光入ってくるような

そんな気持ちになります。

 

そして大学時代に出会った河合隼雄さんの本たちも、、

 

黒か白か、善か悪か、正しいか間違いか、しかないのかな?

世の中、なんだかおかしいなあ。。。と

 

ずっと感じていたわたしに、揺れていて良いんだよ、

グレーゾーンでいいじゃないかって

教えてくれました。

 

この本で、また河合先生に再会できて嬉しい。

 

本はいつでも完璧なタイミングで、やってきてくれる。

この出会いに、いつも深い喜び感じます。

本っていいなあ。