キッチンカウンター収納の続きです。
前回、↑写真中央上の明かりとりの窓の下にピアノを置く予定が、
右のキッチンカウンター収納が大きくて、
左のテラス窓枠までにピアノがおさまらないことがわかり、
「どうしよう」となった話でした。
夫婦で話し、このままで良いか、収納の奥行きを5cm短くしてもらうか。
他に方法はないのだろうか。。。
改めてカウンターの図面や平面図を見て悩みました。
そして、勇気を出して縁 創建工房の設計さんにラインしました。
設計さんからの返信があり
「明日、現地で確認して話しませんか」との内容でした。
翌日、申し訳ない気持ちを抱いたまま約束の時間に現場に行きました。
立派な収納です。
これを造ってくれた棟梁さんに感謝の気持ちと、これではピアノが入らないという問題の間で心が揺れます。
設計さんはいつもの笑顔で対応してくれました。確認をして、私たちの話も聞いてくれました。
「ニッチみたいにできたら良かった」と私が言うと、「大丈夫ですよ」と笑ってくれました。
どうやらうまく造りなおしてくれるようです。
ニッチのようにできるのは、腰壁のところだけになるので、壁の前は凹みません。
腰壁のところも端は柱のように少し出てきます。
化粧柱のところはさらに前に出てきます。
同じ棚板を使えるようにしてもらおうと思っていましたが、背面が凸凹なってしまいます。
夫婦で協議した結果。
腰壁のところだけでも凹ませてもらい、そこの天板を35cmの奥行きにしてもらうことにしました。
なので壁の前は奥行き約30cmになります。
可動の棚板は、奥行きの浅いところ(化粧柱の前?)に合わせてもらうことにしました。
奥は棚板と壁に隙間ができるけれど、棚板が手前でそろうようにお願いしました。
(タンスなんかでもよく奥に隙間があって下の段に落ちたり…してませんか?
カラーボックスの用の収納箱を使おうと思っているので、隙間ができてもタンスみたいに使えるはず。)
これで、5cm短くなってピアノがテラス窓にかからなくなるはずです(実際にピアノを搬入すれば、はっきりします)。
図面の段階でここまで話せていたら良かったのですが、棟梁さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。
その頃棟梁さんは、1階の他のところを仕上げていってました。
特に和室には神経を使うようで、
「キッチンカウンターのところ、造りなおしてになってしまい、すみませんでした。」
となかなか言えずにいました。
もちろんその間キッチンカウンター収納も物置として活用されたままです。
複雑な気持ちで数日を過ごしました。
和室を一段落させた棟梁さんが、キッチンカウンター収納のやりなおしにかかってくれました。
そして、1日でキッチンカウンター収納が生まれ変わりました!
ピアノが置けるようになりましたし、リビングダイニングも5cm広くなりました。
造りなおしてくださった棟梁さんはもちろん、
現場まで足を運んで話を聞いてくださった設計さんにも感謝です。
我が家にあった最高のキッチンカウンター収納をありがとうございます!!!