上棟から約2週間。
棟梁さんが他の現場のお手伝いに行く前日。
棟梁さんは教えてくれました。
「明日、断熱のアイシネン吹き付けに来てくれるから、2階には上がられへんよ。吸い込んだら大変やし。
大きいトラック来るし。
夕方なら作業終わって入れるかな?」

来なくて良いよ。という意味だったのでしょうが、もちろん行く気の私です。
断熱入るの楽しみ!
アイシネンといえば初めて構造見学会に行った時に目の前でモコモコと膨らむところを見せてもらった断熱材ですね!
縁 創建工房さんでは屋根裏に20cm、床下に10cmのアイシネンが標準です。
吹き付けているところは見れなくても、せめてその大きなトラックが見たい!

そんなわけで、いつも通り午前中に行くと、
うわさのトラックがとまっていました。
(クレーンのように大きくはありませんでした)
そのトラックから機械の動く重低音が響いています。
2階からシューッという音も聞こえます。

トラックを覗くと、なにやら機械やタンクがあり、ホースがつながっていて、それが玄関から家の中に入って行ってます。

玄関から覗くと、ホースは階段になる予定の開口から2階に伸びていました。
そしてその階段開口のすぐそばの化粧柱の前に、透明シートが掛かってあって、柱にアイシネンが付かないようにしているのが見れました。

職人さんは2階で作業中のようで会えずちょっと残念です。


気になって昼過ぎにも行きました。
トラックは音を立てず静かでした。
2階からは何やらサクサクと切る音が聞こえてきます。
玄関から声を掛けてみましたが、聞こえなかったようです。
その場で少し音を楽しんでから帰りました。


夕方にももちろん行きました。
ちょうど職人さんたちは後片付けをして帰る準備をしているところでした。
職人さんたちに挨拶をして、階段開口から2階を覗いて見ました。
(下の子を抱っこしていたので梯子を登れなかったのです)
1階からでも見れましたよ!
匂いとかもぜんぜん気にならなかったです。
でも後日、電気工事の職人さんに当日見に行ったことを言うと「凄い匂いだったでしょう?」と言われたので、作業中は匂いがするんでしょうね。


では、そんな後日撮った写真です。
勾配天井になるところは、
厚みが20cmになるように天井下地に合わせて切ってくれています。綺麗な断面。
手前に見える梁は家が出来上がってからも見える化粧梁(見せ梁)です。
ちなみに奥はロフトです。

火打ちも出来上がってから見えるのでアイシネンが付かないようにしてくれたんですね。

そしてここは御幣を納めるために天井を貼ることにしたところです。
天井の下地が下の方で、20cmの印がありませんが、火打ちが隠れるくらいのアイシネンです。
もこもこ〜

気にしてなかったのですが、クローゼットなど収納の上も勾配天井じゃないんですね。
アイシネンもこもこ。

化粧梁などにはアイシネンが付かないようにしてくれたようですが、天井や壁で隠れるところにはアイシネンが付いているところもあり、触ってきました。
思ったより硬いような。そうでないような。
軽く押さえたくらいでは変形しませんでした。

1階浴室です。
土台付けの頃、基礎部分に板状の(発泡スチロールかな?)断熱材を入れてくれていたのですが、それがアイシネンで隙間なく固定されていました。
(ちなみに右手前は床下点検口につながる開口があり、そこにも板状の断熱材が入っています。)

たぶんここ以外の床下はまだのようです。
電気工事の職人さんが配線中なので、できあがってからアイシネン吹き付けにまた来てくれるんでしょう。
床下は狭いので大変そうです。