土地の決済が終わり土地の名義が変わり、
縁 創建工房さんと請負契約をすれば、
まず地鎮祭をしてから、着工となります。

近くの神社に地鎮祭をお願いすると(夫が連絡してくれました)、
「七五三シーズンなので11月は無理です」
そして創建さんも
「12月の半ばから基礎着工予定です」
と言うので、お日がらはほぼ選べず
12月の初旬に地鎮祭の日取りが決まりました。

地鎮祭の数日前に、縁 創建工房の工務の人が、
近所に挨拶周りをして、
雑草を刈って、
地盤調査(これは専門業者)をしてくれたようです。
さらに、家が建つ場所にロープで印をつける縄張りもしてありました。

当日はお天気。
この暖冬を象徴するような、
12月だと思えない暖かい日でした。

テントやイス、竹などは創建さんが用意してくださり、
御供物などは神社(神主さん)が用意してくださったので、
うちは玉串料だけ用意して行くだけでした。

せっかくだからとオシャレして行くと時間ギリギリになりました。
創建さんは早くに来てテントや竹を立てて用意して待っていてくれました。
創建さんから依頼を受けて、本設計をしてくださる一級建築士さんも来てくれました。

一級建築士って凄いんですよ!
建築士資格は一級と二級だけで、二級は戸建て住宅を建てる資格で、
一級はどんな建物でも建てれる資格なんです。
例えば大きな駅、マンション、タワーなども一級建築士が設計してるんです。
そんな一級建築士さんがちゃんと構造計算して、耐震、耐風、断熱などしっかりした家を設計してくれます。

神主さんは時間ちょうどに来られて、それから祭壇を用意してくださったので、
その間、私たちは建物の配置の打ち合わせをしました。
縄張りしたところはお隣から650mmにしたけれど、大きな湯沸かし器が入るので、200mmずらして850mmにしますという話しとか。
うちは玄関ポーチと駐車スペースがかぶりそうなので、玄関ポーチをどうするか、玄関土間の高さをどうするかなどの話しをしました。

用意がととのうと、厳かに地鎮祭が執り行われました。

最後に玉串を順番に捧げました。
下の子にもやりたそうだった(親の欲目?)ので、一緒にしてみました(笑)
全て我が家の思い出になっていきます。

無事、地鎮祭が終わりました。


設営同様、創建さんは慣れた様子で片付けもしてくれます。
祭壇の用意も片付けも、イスもテントもたたんで、竹は切って束ねて持って帰ってくれます。
一級建築士さんも一緒に片付けてくれました。
そして残ったお塩などをうちの上の子に、敷地の四隅にまかせてくれ、上の子は「手伝った!」と喜んでいました。
(後日談、上の子は学校の作文に地鎮祭のことを書いていました。「じしんさい」になっていましたが)

用意も後片付けなども全てやってもらい、御供物のお下がりをいだだいて帰って
(必死で鯛をさばいて食べました)
私たち家族はラクに楽しく良い思い出を作れた地鎮祭でした。


請負契約のところで書きそびれましたが、創建さんの担当者がかわりました。
それまでプランで担当してくださっていた方は設計だと思っていたのが、実は営業さんで、設計担当さんに引き継ぎがありました。
その設計さんから地鎮祭の次の日ラインが入りました。

「地盤調査の結果、
地盤改良が必要という判断が出ました」