縁 創建工房さんはもちろん窓にもこだわっています。
標準仕様で樹脂サッシ、ペアガラスです。
(樹脂サッシって私は学生時代に聞いたことありませんでした。世の中進化してますね!)
そして選んだ土地は準防火地域なので、防火窓になります。
(全体の予算の中に防火地域対応費が入ります)

YKK apのショールームで、APW330防火窓と防火ドアの玄関扉を選びました。

玄関扉は種類が少なかったので割とすんなり決まりました。
デザインも色も夫婦で意見が一致しました。
でもその後、ショールーム内でやりたいと思っていた宅配ボックスを発見!
その宅配ボックスとセットで置いている玄関扉が同じ模様です。
「いいなぁ」と言ったのですが、選んだ扉は、宅配ボックスに対応していないとのことでした。
ところが、ずいぶん経ってからですが、両方のカタログをよく見比べると、
玄関扉の「色」を変えれば宅配ボックスに合わせられる事がわかり外壁を選んでから変更することにしました。

創建さんが用意してくださった図面には、標準仕様を前提に窓が配置されています。(当たり前ですね)
でも私たちは、
「ここはこうしてください」
「こっちは引き違いで」
「こっちは小さくていいです」
「ここはなくていいので、こっちに窓を」
など言いたい放題です。
案内の人は笑顔で、「この形で大きさはこっちと同じですね」と教えてくれました。
どんどん家のイメージが固まっていきます。

ところで、この窓選びで1番思ったことは
準防火地域でなければ良かったのに!
ってことに尽きます。

まず勝手口。
樹脂サッシの防火仕様だと、ほぼドア型の窓です。
よく見る面格子とか付いていません。
もちろん通風とかできません。
そういうのが良ければ、外側半分アルミ(内半分は樹脂)のサッシにしなければならないと言います。
勝手口といえば大きいですよ?
それなのに断熱性の下がるサッシにするなんて。
しかも付ける場所は台所。
寒い冬の日も朝一番に立つ場所、
暑い夏の午後もそこで火を使う場所。
そしてその場所に立つのは私じゃないか!
嫌だ!
そもそもまだ使用頻度もわからないし、なくていい!窓にしよう!
というわけで、勝手口やめました。

そして、もう一つ準防火地域でなければやりたかったこと。

スリットになる電動シャッター!

創建さんからもらったショールーム用のファイルのオプション紹介にありましたよ。
でもスリットになるシャッターは防火じゃないんですって。
普通、窓とシャッターが有れば、シャッターで防火して、窓は普通のがつくそうです。
カタログでも「防火シャッター付き窓」が載っています。
なぜ窓を防火にしないのだろう?
「火事だ!」って時にシャッター降ろしてられないと思うのに。
答えは値段でした。
渡されたカタログには値段がほぼ載っていないのですが、お店の人用のカタログで確認してもらったところ、
テラス窓の大きさだと「防火窓」は「防火シャッター付き窓」の4倍くらいの値段がしていました。
「スリットタイプのシャッター」も「防火シャッター付き窓」と同じくらいの値段でした。
(詳しくは覚えていません。間違えていたらごめんなさい)

なのでうちで付けようと思うと「防火窓」+「スリットタイプのシャッター」+「手間賃(セットでないので別に取り付けなくてはいけない)」となり、「防火シャッター付き窓」の5倍以上の値段となります。。。
「防火シャッター付き窓」だって安くないんですよ(泣)

なのでスリットタイプは泣く泣く諦めました。
ちなみに1階のシャッターは電動にしました。(スリットにできない防火用の電動です)
2階のシャッターは予算の関係で手動です。

準防火地域でなければ良かったのに!