猫は、何の苦労もなく ガツガツ食べてしまいます。
多少粒餌がトッピングされていても お構いなし。
消化不良になると思うんだけど…。

ふてぶてしい面構えの野良ニャン
カメラを構えて側によっても逃げません。
この辺りが縄張りなのでしょうね。
縄張り確認のついでに
スズメさんのご飯粒をつまんでいきます。
スズメさんたちが ギジギジ・ジュクジュク 騒がしいので
カラスが来たのかと 出てみたけれど上空に姿は無し。
餌台の辺りに猫さんもいません。
それでも スズメさんたちは電線に止まり 警戒音を発しています。
ご飯粒を盗んでいる猫さん発見。
ワタクシに気づき 塀の横の車の下に移動。


ワタクシが少し近づくと
猫は車の下から出て 置いてあるタイヤに身を隠し
さらに、塀の下をくぐり抜け家の横に出てきました。


家の横から 裏に回り
呼んでも側に来ることはありませんが
ササッと 逃げ出す素振りもない。
一歩近づくと 二歩先へ行き 振り返る。
人との暮らしを知っている猫だと思います。
捨てられちゃったのかな?
それとも 放浪しているのかな?
裏の家の崩れたモルタルの奥に消えました。


ちょっとプックリした可愛い子。
最近頻繁に姿を現すようになりました。
スズメのご飯を盗む姿が可哀想で
キャットフードを用意しようか? とママと相談しました。
置く場所を考えないと、 スズメさんに犠牲が出るかもしれないし
これは 困った事態だ~
かといって お腹の空いた猫さんを無視することもできない…。
懐いてくれたら 何とでもしようがあるけれど
少しずつ 警戒心を解くよう 通い猫さんに声をかけている最中に
事態は急転直下してしまいました。
最悪の展開でした。
このことには触れずにいたかったけれど
私たちの過ち 後悔を 書くべきですよね。
この可愛い猫のためにも、
猫を飼っている人に 放し飼いは止めて! と訴えるためにも。
...。...。...。...。...。...。...。...。...。...。......。...。...。...。...。...。...。...。...。...。...
先月のことです。
アビィの手術で家中がバタバタしていました。
ある夜、 家の裏で 猫の悲痛な叫びが聞こえ ( ほぼ絶叫 )
ママが窓を開けると この通い猫さんが他の猫に襲われていました。
懐中電灯で照らし、暴漢猫を追い払うと
通い猫さんは足を引き摺りながら草の中を移動したそうです。
その夜は強い雨。
通い猫さんの姿を探すにも 時間が遅く ( 深夜近く )
気にしつつも 就寝しました。
翌日、 家の裏に うずくまる通い猫さんの姿がありました。
襲われた猫さんは この付近に身を隠していたのでしょう。
いえ、 動くことさえできなかったのかもしれません。
ママが様子を見ようと近づくと 逃げてしまいます。
どうにもできなくてペットショップに相談、
捨て猫や捨て犬の保護や譲渡を担当している官庁に連絡を入れました。
というのも、 天候が優れず
また雨が続くと 猫の体力が落ちてしまうからです。
暖かい場所で、 治療を受けさせたい。
でも慣れていないので 自力保護はできそうにない…。
担当者が来て、 逃げる猫さんを保護。
猫さんは 腰が立ちませんでした。
ズリズリと必死で逃げたそうです。
「 車に轢かれたみたいですね… 」
下半身不随猫の譲渡先を見つけるのは難しい。 とのことでした。
ママは泣きながら 両手を擦り合わせてお願いしました。
「 野良猫かどうかは分かりませんが
人を警戒していても バーっと逃げ出す素振りがないので
もしかしたら 飼い猫かもしれません。
とっても 大人しそうで可愛い子なので 助けて下さい! 」
官庁の方も とても悲しそうな顔をして頷いたそうです。
おそらく この通い猫さんは もう…。
腰が動かなくなっていた猫さんを捕まえることもできなかった。
獣医さんに診せることもできなかった。
結局、 官庁の方が捕獲して 初めて状態が分かったのです。
私たちは助けてあげることができませんでした。
とっても 悔しいです。 とっても申し訳ないです。
私は家を空けていましたし、
もし家にいてもどうしようもできなかったと思います。
足の治療に時間のかかりそうな犬と 飼い猫がいるので
下半身不随になった猫を引き取り面倒見るのは 多分無理です。
猫さんを 空腹と苦痛と不安の中で 野垂れ死にさせずに済んだ。
他の猫に襲われて ボロボロにされなくて済んだ。
そのように 自分達を納得させるしかありません。
いえ、納得できる筈は ありません。
良かれと思っての 浅はかな行動が
猫さんの生きようとする気持ちを絶ってしまったのですから。
今まで何匹かの猫の面倒を見ました。
事故にあった子は その最後も見届けました。
他人に頼ったのは初めてのことです。
可愛い子だから 譲渡先は見つかるよね。
猫に襲われた怪我だったら うちで治療費出そうね。
そんな気持ちは 天に届きませんでした。
ごめんね、 ごめんね、 ごめんね
もし 既に旅立っていたら
ごめんね、 ごめんね
わたしたちの罪は 絶対に忘れないから
虹の橋で待っていて!
その時は しっかり抱きしめて 二度と離さないから!!
