弊社ではコーチの養成スクールを開講しています。皆さんは「コーチング」という言葉は聞いたことがあるかと思います。では、コーチングとティーチングの違いは何でしょうか?

 

ティーチングは、学校教育から始まり、組織における人材育成、あるいは生涯教育など、「教育=ティーチング」といってもよいほど一般的に使われている、私たちにとってもなじみのある手法です。平たく言えば、ティーチングとは、知っている人が知らない人に教える、できる人ができない人に教える指導法です。言ってみれば「自分が持っている知識、技術、経験などを相手に伝えること」と定義することができるでしょう。

 

一方、コーチングでは、基本的に「教える」「アドバイスする」ことはしません。その代わりに、「問いかけて聞く」という対話を通して、相手自身から様々な考え方や行動の選択肢を引き出します。

「問いかけて聞くことを中心とした"双方向なコミュニケーション"を通して、相手がアイディアや選択肢に自ら気づき、自発的な行動を起こすことを促す手法」をコーチングといいます。

 

この2つを見比べてみるといかがでしょうか?それぞれ目的に応じて使い分ける必要があり、また人を育てるのにはコーチングが有効だということがわかるのではないでしょうか。

 

こんな風に、基礎的な部分を知ると、コーチングに興味がわいてきませんか?

 

自分の指導方法を振り返る良い機会にしてほシカ!