この先生は英作文に定評がある先生です。
私はこの先生の英作文の授業を一年間受けていたのですが
これが革命でした。

和文英訳では英作文に入るときにメインパーツとサポートパーツという先生の英文に対する考え方を教えてもらいましたがこの考え方を習得すると英作文だけでなく解釈や長文を読むときにも役にたちました。

また、自由英作文では時系列を用いて理由を書いていくという、一般的な理由の書き方ではない他の書き方を教えていただきました。

ここから松延先生の授業についての
特徴を言いたいと思います。
まず、松延先生はプリントを嫌います。
先生、曰く授業を聞いてノートを写して書いていること事態が勉強だとおっしゃっていました。

板書の色はカラフルで赤、青、黄色があればよく
この3色は英文の下に線を引いて示されますが
先生曰く、視覚的にすぐに英文のどの部分が
メインパーツと2つのサポートパーツについてわかるようにしているのだと言っていました。
もし、先生の授業を受けるようなら赤、青、黄色に
対応する色ペンを用意しておいてください先生の板書の効果が半減してしまうからです。

また、先生は全統記述模試を作成メンバーだった経験があるので模試の時期が近づくと授業内でどのように点を取れば良いか教えてもらいます。
和訳の仕方や時間配分、長文の読み方、文脈の考えかたやどの問題を解くべきなどを教えてくれます。

また、英作文において重要な表現があるとまとめを
板書してニュアンスやイメージなどを教えてくれます。
総じて丁寧な授業かつ他に人にない考え方をする授業なので英作文の初級者から上級者まで幅広くおすすめできます。

松延先生曰く英作文で満点は不可能なので書ける範囲で書いていくので和文英訳のスタンスは難しい和文は
和文和訳していくタイプで表現を削っていくので
模範解答のような完璧に訳すタイプではなく
大学教授は問題文の日本語がわかっているのだから
英文と和文を比べてあったらそれで良いというスタンスです。

また、授業は丁寧で、延長してくれます。
通期授業でも20分、延長しました。

ここからは欠点について述べていこうと思います。
松延先生の授業は丁寧すぎることです、模試の話なども個人的には10分程度でも良いのですが45分くらいその話をされたので他の問題をやって欲しいなと思いました。また、毎回主文と従文についての説明を軽くしてから授業に入るので早く授業して欲しいと思いました。
もう一つは和文英訳するときに和文を解釈していくときにこれはどうだろうかと思うくらいに解釈してくるときがあるので模範解答として書いて良いのだろうかと思うときがあります。

松延先生は現役生では京大の最上位クラスを担当しており河合塾wikiによると合格率は例年8割らしいので恐らく京大の英作文についてはスペシャリストだと思います。授業を聞いていると長文英作文について講義のような感じがするので京大志望にもおすすめできます

講習を取るときの注意点なのですが先生は講習だとめちゃくちゃ延長するのですが次の授業の開始時間まで食い込むので次に授業を入れないほうが良いと思います。
また授業を受けれない人は参考書も執筆されているので読んでみてください

ではまた