同じ意味でも言葉を変えると
ガラッと印象が変わりますよね。
本日もご訪問下さりありがとうございます。
上質自宅サロンを探求し続ける関口智子です。
当スクールの技術レッスンでは
お客様への接客トークを交えて技術指導をしています。
相手があってこその施術。
施術前のご挨拶や、お客様への施術説明、
心遣いのお声掛けは技術と一体だと考えています。
なので、まず練習を始める時は
お客様がベッドに横になって、シーツを整えるところから。
その際に
「○○様、シーツをお直し致します」
と必ずお名前を呼び、お声掛けしてから始めてもらっています。
接客メール講座でもお伝えしていますが、
お名前を呼ぶことでお客様との距離感も縮まりますし、
普段からお声掛けしていないと、いざという時に出てこない。
卒業後すぐにでも活動できるように想定した練習、
とっても大事な事だと私は思っています。
お声掛けひとつで印象が変わるのが
この代表的なお声掛け。
「力の加減はいかがでしょうか?」
その際に、「痛くないですか?」とか、
「強すぎませんか?」という言葉は、
お客様にしてみるとちょっとネガティブ寄りの言葉。
「力の加減は強める事も、弱める事も出来ますので、
御気軽にお申し付け下さいませ」
という言葉に変える事で、
シンプルにお客様のご要望を伺う事が出来ます。
またホットストーンの施術では、
「熱かったら仰ってください」という言葉も、
確かに、その通りなのですが、
「熱い??、ちょっと怖いな~」なんて風に
お客様に思わせてしまうリスクもあります。
こんな時は、
「温度の調整が可能です、遠慮なくお申し付け下さい♪」
ニッコリ、とお伝えするのも良いかな…。
更にお客様に自分の施術を好きになってもらう為に。
楽しそうで期待を持ってもらえるような声掛けもおススメ。
例えばホットストーンセラピーでは、
どうしても石の音がぶつかりあってカチャカチャします。
(静かに丁寧にを心がけてもやっぱり音は出ます)
施術の最初に、石をポットから取り出しながら
「○○様、ホットストーンセラピーはこのように石の音が
施術中に致しますが、石のハーモニーだと思って楽しまれて下さいませ♪」
ニッコリ。(物は言いよう、でも大事なこと)
なんてお伝えすると、
お客様もニッコリして下さったりします
さらに、敷石をする際に、
敢えてお客様に石をお見せして、
「このような石をお体の下に敷いたり、置いたりします、
とっても温かくて気持ち良いので、ご期待下さいね~」
ニッコリ。
とご案内する事で、
お客様は更に施術への期待感が膨らみますね。
ワクワクして頂けると思います。
他の手技でもそうです。
事前カウンセリングの際に、
「とっても気持ち良いので、楽しみになさってください!
ゆっくりお休み頂けると思います~」
「心をこめて精一杯施術させて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します」
と一言、そしてニッコリを加えることが、
お客様をどれだけ安心させる事でしょう。
お客様との空間を更に居心地良くする、
施術に興味を更に持って頂く、
ワクワク楽しんでもらう、
セラピストの工夫次第です。
でもこれは、普段から相手を安心させる
声掛けが出来ていてこそ。
日々、心がけたいものですね
(自分もお相手も心地良い時間を過ごせます♪)
さぁ、今日も口角アップで笑顔の一日になりますように。
Natural Happy 関口智子